世界王者マニー・パッキャオ、来たるブローナー戦と音楽について語る:「彼を甘く見ることはできない」

米現地時間2019年1月19日にエイドリアン・ブローナーと対戦するマニー・パッキャオ。クリス・シフレットのポッドキャスト番組『ウォーキング・ザ・フロア』にゲスト出演した。(Photo by Christian Petersen/Getty Images)

米現地時間2019年1月19日、エイドリアン・ブローナーと対戦する現WBA世界ウェルター級王者マニー・パッキャオが、フー・ファイターズのギタリストでボクシング・ファンでもあるクリス・シフレットのポッドキャスト番組『ウォーキング・ザ・フロア』に登場。話題のブローナー戦や音楽について語り、ギター・プレイも披露した。「僕は自分のトレーニングと試合だけに集中している」

2019年1月第3週に公開されたポッドキャスト番組『ウォーキング・ザ・フロア』は、アメリカン・ミュージックを中心としたいつものテーマとは趣向を変え、史上初の8階級制覇を達成したボクシングの世界チャンピオンとのスペシャル対談だった。

「今回のテーマは音楽ではないよ」と番組の冒頭で、ホスト役のフー・ファイターズのクリス・シフレットは説明している。「今週はボクシングの話。そしてゲストは、最高のボクサー、マニー・パッキャオ!」と、自身も熱烈なボクシング・ファンのシフレットが紹介した。通常の形式とは異なる『ウォーキング・ザ・フロア』は、2019年1月19日に組まれているエイドリアン・ブローナーとの19回目の対戦の数日前に録音された。番組の中でシフレットとパッキャオは、フィンガースタイル・ギター、ボクシングのトレーニング法、フィリピンの上院議員としての仕事などについて語り合っている。全35分間の番組から、以下にいくつかのハイライトを紹介する。

パッキャオはプロ級のフィンガースタイル・ギタリスト

ロサンゼルスにあるパッキャオの自宅で行われたインタヴューに先立ち、シフレットがアコースティックギターを手渡すと、パッキャオは即座にインストゥルメンタル曲をいくつか披露し、その場にいた関係者やトレーナー、PRスタッフらを楽しませた。その後のインタヴュー中に2人は、パッキャオの音楽的趣味について話している。「幼い頃から僕は音楽を聴くのが好きだった」と語るパッキャオは、「ギターの弾き方を覚え、さらにキーボードやピアノも練習している」という。その後彼は、ビージーズからジム・クロウチまで、お気に入りのアーティストを何人も挙げた。

それでもパッキャオは本職をすぐに辞めるつもりはない

「これまでに、自分の求めていたもの以上を達成できた」と言うパッキャオは現在40歳。現役ボクサーとしては最古参だ。「ボクシングは僕の情熱。フィリピンに名誉をもたらすことに幸せを感じる。僕がリングに上がるたび、フィリピンの人々が結束するんだ。」

フィリピンの上院議員も務めるパッキャオ

「先程も言ったように、ボクシングは僕の情熱だ」とパッキャオは繰り返す。「そして公職に就くことは僕の使命だ。助けを必要としている多くの人々がいる。彼らには本当の支援が必要なんだ」と訴える。2022年のフィリピン大統領選への出馬も噂されるパッキャオだが、生まれ育ったキバウェでの貧困生活を経験したおかげで、彼はフィリピンの人たちに慕われているという。「フィリピンで生まれた僕は、ずっと貧乏だった。そういう生活を知っているからこそ、僕は彼らに尽くしたいと思っているんだ。」

彼のお気に入りのファイターの中には、世界チャンプだけでなく無名のフィリピン人ボクサーもいる

「お気に入りのボクサーはたくさんいる」と彼は言う。「(ワシル)ロマチェンコやカネロ(アルバレス)など、挙げきれない。さらにフィリピンにも、ここアメリカで活躍してもおかしくないファイターがたくさんいる。」

エイドリアン・ブローナーとの一戦に準備万端のパッキャオ

「彼を甘く見ることはできない」とパッキャオは言う。「僕は自分のトレーニングと試合だけに集中している。きっとボクシング・ファンを楽しませるような、いい試合になると思う。彼のスタイルは、フロイド・メイウェザーに似ている。でも僕は彼をフロイドとして見ることはない。ブローナーはブローナーだ。彼のスタイル、彼の動き、彼の若さについて僕は研究している。」



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Had one of the most surreal interviews ever this morning!! @mannypacquiao coming soon to #walkingthefloor!!

Chris Shiflettさん(@shifty71)がシェアした投稿 -

Translated by Smokva Tokyo

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