モーニング娘。'18加賀楓が「リズム」を通して発見したこと

モーニング娘。’18の加賀楓(Photo by Masato Moriyama)



ーEDM期以降、ここ数年のモーニング娘。のライブで感じられるリミックス感というか、特に日本武道館のような会場だと顕著なんですけど、音響もすごくいいですし、昔の曲も新しい曲も随時アップデートされていて、今の時代のスピード感にすごくマッチした見せ方だなと。サウンドも立体的で厚みがありますし。

加賀:私はモーニング娘。をアイドルとして見たことがなくて。アイドルというより、ハロー!プロジェクト(以下文中ハロプロ)とモーニング娘。という独自の存在です。ダンスと音楽が重なり合って、セットリストの曲も次々にミックスされていく。それが私たちの持ち味なので、そこは絶対崩したくないですし、一年中ずっとライブをしているからこそのクオリティを保っていきたい。ライブに行くんだったら、やっぱりモーニング娘。だよね、ハロプロだよねって言ってもらえるようなレベルにまで達したいです。

ー「かわいいアイドル」の要素を受け継ぎつつ、「カッコいいグループ」としても確実にスキルを磨いてきているわけで、そう考えると引き出しが無数にありますよね。

加賀:20年の歴史に助けられてる部分が絶対あって、そのことが逆に悔しいなと思います。当時から間近でモーニング娘。を知っていたかったなと自分が(モーニング娘。の)一員になってから強く感じるようになりました。昔から続いてきたつんく♂さんの教えを、9期さん、10期さん、11期さんはまだ実感としてわかっていると思うんです。現場でつんく♂さんと話すこともあったでしょう。でも、つんく♂さんがコンサートのプロデュースから離れられてからは、お話しする機会も少なくなってしまった。今はつんく♂さんから直接教えてもらった先輩がいて、私たちはそれを聞くことができるけど、もし私たち13期が先輩になって、後輩たちが入ってきたときにどうしようというのは考えます。



ー20年継続しているグループならではの悩みですね。

加賀:20年の歴史に深みを与えているのは、やっぱり曲の力なのかなって。メンバーの個性や成長の度合いやグループの雰囲気を理解した上で、幅広いジャンルの曲を作ってくださったという点に尽きると思います。願いが叶うなら、つんく♂さんがプロデュースしたライブをやってみたいです。これまでやったことがないので。

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