SUPER☆GiRLS渡邉幸愛と内村莉彩、変化を続けるグループの実情に迫る

SUPER☆GiRLS:左が渡邉幸愛、右が内村莉彩(Photo by Takuro Ueno)

2018年10月に渡邉ひかる、宮崎理奈、溝手るか、浅川梨奈、内村莉彩の卒業が発表され、12月19日に東京TSUTAYA O-EASTで行われる8周年記念ライブで第4期メンバーお披露目が決定するなど、ネクストフェーズに向けて確かな一歩を踏み出したSUPER☆GiRLS。

そんな彼女たちが、現体制ではラストとなる通算20枚目のシングル「わがまま GiRLS ROAD」を11月14日にリリースした。卒業が決まっている内村莉彩と、同じ第2期メンバーで残留という道を決断した渡邉幸愛に、作品にまつわる話、そして変化し続けるSUPER☆GiRLSについて胸中を語ってもらった。

―今回のシングルからさかのぼってSUPER☆GiRLSの曲を聴き直してたんですけど、あらためて音楽的なグループだなと思いました。

2人:うれしい!

―アイドルソングの王道の中にもギターやリズムに工夫が加えられていたり、いろんなフックがありますよね。新曲「わがまま GiRLS ROAD」は内村さんにとっては最後の曲ですが、思うことや感じることも多々あったのでは?

内村:そうですね。今回の曲は“ワガママ”と“我がまま”っていうふたつの意味が込められている楽曲なんですけれども、曲名通りすごく強い、熱い女の子のことを歌った情熱的な曲になっています。歌っていて自分たちを奮い立たせるというか、鼓舞してくれるような曲になっていて、これがラストの曲で良かったなってあらためて思います。

―歌詞にもそういう印象的な言葉がたくさん散りばめられていますよね。‎渡邉さんはどうですか? 現体制最後のシングルですけれども。

‎渡邉:5人の卒業発表でファンの方を驚かせてしまったし、悲しい思いをたくさんさせてしまったと思うんですけど、今回のシングルはそういうのをまったく感じさせない曲なのかなと思っていて。卒業すると決めたメンバーも、残ると決めたメンバーも、それぞれの“我がまま”を、自分の道を歩んでいるところなんですよね。なので、自分自身にも響くし、誰が聴いても刺さるような歌詞がいっぱいあります。この曲を聴いて、いろんな問題や壁を乗り越えてほしいなって。すごく前向きな力強い曲なので、歌いながら自分自身もこの曲に励ましてもらっています。



―感傷的な気分もありつつ、新しいメンバーが増えることも決まっていますし、そういう意味では新鮮さも少しは感じていたりしますか?

‎渡邉:そうですね…。でも今は5人の卒業に実感が湧かないところで。寂しいって思いはもちろんあるんですけど、忙しいことに同時進行で新メンバーのオーディションがあって、先日新メンバーが決まって初対面したんです。対面が終わった後に初めて「あ、スパガってこれから変わるんだ」ってことを実感して。初めて会った子は、私たちがグループに入ったときみたいに頑張るぞって気持ちとか不安とかいろんな感情を持っていると思うんですけど、私と3期メンバーは加入する子たちの気持ちがわかるし、3期メンバーにとっては初めて先輩として受け入れる気持ちがわかる立場になるわけで。全員がその気持ちをわかってあげられるのは、すごく強いのかなと思っていて。早く馴染めるような環境づくりを私自身もしてあげたいし、何よりも……5人も抜けるのでパワーダウンはするんですよ。でも、2020年に日本武道館でライブをやりたい目標はみんなが強く思っていることなので、そこに向かって全力で頑張ろうと思っています。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE