デヴィッド・ボウイ大回顧展「David Bowie Is」ARアプリが年始より発売開始

大回顧展「David Bowie Is」がアプリとなって蘇る

世界で記録的な人気を博した大回顧展「David Bowie Is」がARを屈指した没入型スマートフォンアプリとして誕生する。AndroidとiOSを対象とした本アプリは、2019年1月から発売を開始する。

世界各地の美術館で開催されたデヴィッド・ボウイの大回顧展「David Bowie Is」がAR(拡張現実)を使った、iOSやAndroid対象のスマートフォンアプリとして、ボウイの72回目の誕生日の2019年1月8日に発売される。新しいアプリでは、回顧展を飾った何百着もの衣装、動画、直筆の歌詞、オリジナルのアートワークを楽しむことができる。さらには、回顧展では見られなかった数十点のアプリ限定アイテムなども追加されている。

今回のようなAR版の回顧展は世界でも初の試みである。ユーザーはひとつひとつの展示品を360度からじっくりと鑑賞できるだけでなく、「ボウイの音楽とナレーションをフィーチャーした没入型のオーディオ体験」も楽しめる。

ARアプリは、ニューヨークを拠点に活動するデザインスタジオのPlanetaがデヴィッド・ボウイ・アーカイブとソニー・ミュージックエンタテイメントと共同で手がけたものである。それだけでなく、Planetaが開発中の没入性をさらに追求したバーチャルリアリティ版「David Bowie Is」アプリも追ってリリースされる予定だ。

2013年にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館ではじまった「David Bowie Is」は5年の間に世界中を周り、2018年の夏にニューヨーク・シティーのブルックリンミュージアムで終了した。

回顧展のレビューを担当したローリングストーン誌のロブ・シェフィールドはこのように記した。「ボウイが生きた物語を数多くの遺品とともにヴォールトのような空間で披露するのは、理にかなっている。なぜなら、ボウイ自らが公言していたように、彼は何よりもファンを大切にするアーティストだったから。回顧展でも流れているBBCのインタビューにもあるように『ぼくはひとつのトレンドではなく、とてもトレンディな人でありたいと思う』と言っていた。ボウイは『トレンディ』でありたいと願った唯一のロックスターかもしれないが、いつも説明してくれたように、ボウイは自ら生み出した物語、音楽、アートのコレクションを”生きる存在”であると自覚していたんだ」。


Translated by Shoko Natori

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