「あの曲」は本当にケイティ・ペリーのことだったのか? テイラーが語る真意

テイラー・スウィフト:201年撮影(Photo by Press Line Photos / Shutterstock)

本日20日と21日に開催されるテイラー・スウィフトの来日公演。Rolling Stone Japanでは、テイラーのことをよりよく知るための記事を開催中連続で公開する。

テイラー・スウィフトは実体験を基にした曲を多数書いているが、それが具体的に誰について歌ったものか明言しないことが多い。その理由について、「私のねらいはゴシップ騒動を起こすことじゃない」と2014年のローリングストーン誌のインタビューで語っている。

例えば、テイラーが2014年にリリースした大ヒット・アルバム『1989』の中で、特に怒りをあらわにしていた曲に「バッド・ブラッド」がある。これはケイティ・ペリーのことを歌っていると噂されたが、テイラー自身は曲の中でもインタヴューでも名指しは避けている。



ただ、ローリングストーン誌のインタビューでは、相手の名前を挙げることなく、この曲で歌っている女性アーティストについて以下ように話していた。

「何年も、私たちは友達なのかどうか疑問だった。彼女は授賞式で私に近づいてきて、ちょっとしゃべったら、すぐいなくなるの。『私たちは友達なのかしら? なんか私、人生で一番バカにされた気分なんだけど?』ってよく思った」

また、別の有名人も一線を越えた行動をしてきたという。

「彼女はものすごくひどいことをしたの。だから『いいわ、もう絶交よ!』って言ってやった。男性を取り合ったわけじゃないのよ! あくまでも仕事がらみ。アリーナ・ツアーをぶち壊そうとしたも同然。私のスタッフを大勢引き抜こうとしたんだから。意外かもしれないけど、私は人と張り合うタイプじゃない。信じないかもしれないけど、争いごとは本当に嫌いなの。だから今は彼女を避けるようにしてる。すごく気まずい、嫌な気分よ」

このようなエピソードは語りながらも、具体的な相手の名前を最後まで挙げない理由をテイラーは以下のように説明している。

「一体誰のことを言ってるんだろうって、みんなが想像を巡らせることになるのはわかってる。みんな、私の人間関係は全部把握したつもりになってるからね。でも、曲の中であからさまに名指ししないのには理由がある。私のねらいはゴシップ騒動を起こすことじゃない。それぞれが自分の人生で裏切られた経験を、曲に重ねてほしいのよ」

Edited by The Sign Magazine

TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax
11月20日(水)・21日(木)東京ドーム
https://www.hipjpn.co.jp/live/ts2018/

Translated by Akiko Kato

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