クラフトワーク来年4月に再来日、3Dヴィジョンを駆使したベスト・ヒッツ

クラフトワークのアーティスト写真

元祖テクノ・ポップ、クラフトワークが来年4月に再び日本上陸。今回は東京・大阪の計5公演で、3Dヴィジョンを駆使した最前衛の映像とサウンドが展開される。

以下、公式バイオグラフィを引用。

ドイツ、ジュッセルドルフで1970年に結成。アルバム『クラフトワーク』でデビュー。ラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーの二人を中心としたユニットで、当初はここに、後にやはりテクノ界に大きな影響力を持つユニット、ノイ!のメンバーであるクラウス・ディンガー、アンドレアス・ホーマンも参加していた。

彼らはそれまでに前例のなかった実験的なエレクトロニック・テクノロジーを駆使した作品を発表。74年に発表された『アウトバーン』で本格的にブレイクし、アメリカのアルバム・チャートで5位を獲得。世界中の多くのミュージシャンに衝撃を与え、YMOなどに象徴される70年代後半以降のテクノの大潮流の源泉となり、元祖”テクノ・ポップ”と称されるようになる。

また音楽だけでなく、ロシア風アヴァンギャルドなポップ・アートの先端を行くジャケット・ワーク、自らをロボット・マシーン化させたビジュアル・イメージ、シニカルなステージングなど全てが革新的なものだった。さらに80年代に入ってからは、ヒップ・ホップやハウスなどに通じる”電子楽器を使用したダンス・ミュージック”のルーツとしても評価されており、そのアプローチは20世紀の音楽史を変えたと言っても過言ではない。

2012年4月、現代美術の殿堂であるニューヨーク近代美術館(MoMA)でクラフトワークの公演が行われた。8枚のオリジナル・アルバムを8日間にわたって全曲披露、しかもステージ背景全面に投影された画像は全て3D仕様で大反響を巻き起こした。この公演は2013年5月に日本でも行われ東京8公演+大阪公演は即日完売。観客は配布される3Dグラスでライヴを楽しんだ。
その後もこの公演は、シドニーのオペラハウス、ベルリンの新ナショナルギャラリーなど世界各地の名だたる会場で開催され絶賛を博した。また、この3Dライブを収録した映像&音源作品『3-D THE CATALOGUE』が2017年6月にリリースし、第60回グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム賞を受賞。

そんなスペシャルなコンサートが再び日本にやってくることが決定!今回も3Dを駆使したベスト・ヒッツになる予定だ。他に類をみない究極の"3-D・マルチメディア・アート・パフォーマンス”をお見逃しなく!




【東京】
4月16日(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金) 
Bunkamuraオーチャードホール

【大阪】
4月22日(月) 
フェスティバルホール

チケット
S:13,000  A:12,000  (税込) ※3-D眼鏡付

一般発売:12月8日(土)

https://udo.jp/concert/Kraftwerk

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