母親から車椅子での生活を強いられた娘が選んだ「結末」とは?

ブランチャード殺害をめぐり、ジブシーの元恋人ニコラス・ゴドジョン被告(写真左)が法廷に立つ。(Photo by AP/Shutterstock; HBO)



スプリングフィールド・ニュースリーダー紙は、ゴドジョン被告の動機がジプシーを「助ける」ことではなく、カップルが一緒になるための唯一の障害物がブランチャードであったという検察側の主張を報じた。被告は殺害を実行する前に何度も熟考を重ねた、と検察は述べた。ショートメッセージやFacebook上のチャットなどのオンライン活動からも、1年前にジプシーが初めて殺人を持ちかけた時から被告が積極的に関わっていたことが明らかである、と主張した。

「たしかに、これはジプシーのアイデアです。でも、被告は6月10日に殺人を犯すつもりでした。こうしたメッセージからは、被告が楽しんでいた様子がうかがえます」。グリーンカウンティのネイサン・チャップマン副検事は冒頭陳述でこのように述べた。

ゴドジョン被告の弁護側の論点は、被告が殺人の実行犯であるかどうかではなく、刑罰が重すぎることにある。さらには、自閉症である被告には予謀なき第一級殺人を犯す能力がないと主張している。

「ニックはジプシーの望みを叶えることに喜びを感じていました」。公選弁護人のアンドリュー・ミードは言い、凶器として使われたナイフはジプシーが盗み出したものであると指摘した。「ニックはいつも言いなりでした」

友達も少なく、一つの職歴しかないゴドジョン被告は、自由な時間のほとんどを「世界への出口」と自ら呼んだインターネットで過ごした、とミードは述べた。弁護側は、ブランチャードを殺害する前にレイプを試みたという警察によって録音された被告の供述内容の一部に対し、それが見当違いであることを指摘した(なぜなら、被告とジプシーは殺害後に現場の自宅でセックスを交わしたのだから)。最終的に裁判官は検察側の主張を聞き入れ、被告の供述の一部が予謀の証拠であると判断した。

裁判の初日、陪審員は現場に駆けつけた数人の警察官とブランチャードの検視を担当した検死官の証言を聞いた。ジプシーが検察、あるいは弁護側の証人として出廷するかどうかは、現段階では不明だ。

Translated by Shoko Natori

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