マライア・キャリー、最新アルバム『コーション』でラッパーのKOHHとコラボ

ニュー・アルバム『コーション』の日本盤ボーナス・トラックにおいてコラボが実現したKOHHとマライア・キャリー

女性アーティストとして世界最高のトータル・セールス2億枚を誇るマライア・キャリー。先日4年ぶりの来日公演を行い、大阪・東京計3公演で約3万人を動員したことも話題になった彼女が、2014年の『ミー。アイ・アム・マライア』以来4年ぶりとなるニュー・アルバム『コーション』を本日11月16日に全世界同時発売した。

マライア自身がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、スクリレックス&プー・ベア、タイ・ダラー・サイン、ナインティーン85、DJマスタードといった豪華プロデューサーとアーティスト陣が参加している今作。国内版のCD及びデジタル・アルバムには、スクリレックスがプロデュースを手がけ、《生き延びたいのなら自分を守ること、恐怖を乗り越えて飛び立つのよ》というメッセージが込められた楽曲「ランウェイ」が日本限定で追加収録され、さらにデジタル・アルバムには、フランク・オーシャンや宇多田ヒカルとの共演など、日本のみならず世界中から熱い視線を集める日本人ラッパーのKOHHをフィーチャリングした「ランウェイ feat. KOHH」を特別収録。KOHHは今回のコラボレーションに際し、「マライア・キャリーと曲をやるとは思ってもなかったです。繋げてくれたスクリレックスありがとうございます」とコメントしている。

アルバムに先だって発表され、世界20カ国のiTunesで1位となった「GTFO」は、楽曲制作とプロデュースをヒット・メイカーのナインティーン85ことポール・ジェフリーズ(ドレイクのヒット曲「ホット・ブリング」「ワン・ダンス」等)がマライアとともに手がけ、エレクトロニック・ダンス・ミュージック界の鬼才ポーター・ロビンソンによる「グッバイ・トゥ・ア・ワールド」をサンプリング。また、世界13か国のiTunesで1位を獲得し、楽曲制作とプロデュースをR&B/ヒップホップ界の売れっ子=DJマスタード(リアーナ、YG、タイ・ダラー・サイン他)がマライアとともに手がけた今作からのリード・シングルであり、《あのボーン・サグズンの曲の頃から》と歌う「ウィズ・ユー」は、マライアがボーン・サグズン・ハーモニーと共演した「ブレイクダウン」(97年のアルバム『バタフライ』収録)の頃を指していると思われ、懐古調なMVも必見だ。



日本を含むアジア・ツアーを終えたばかりのマライアは、12月にはクリスマス・ライブのためヨーロッパに渡り、年明け2月からはラスベガスのシーザース・パレスでのショーを開催。さらに2月末から4月にかけては北米ツアーを行うことが決まっており、まだまだ精力的で多忙な日々が続く予定だ。



<リリース情報>

マライア・キャリー『コーション』ジャケット写真

マライア・キャリー
『コーション』
発売/配信中

●国内盤CD(全11曲)
SICP-5996 / 2,400円+税
日本限定ボーナス・トラック「ランウェイ」収録
初回生産分のみオリジナル・ステッカー封入

●配信(全12曲)
1,900円
日本限定ボーナス・トラック「ランウェイ」「ランウェイ feat. KOHH」収録

●輸入盤CD(全10曲)

試聴/購入リンク: 
https://SonyMusicJapan.lnk.to/MariahCareyCautionJP

=収録曲=
01. GTFO
02. ウィズ・ユー ★リード・シングル
03. コーション
04. ア・ノー・ノー
05. ザ・ディスタンス feat. タイ・ダラー・サイン
06. ギヴィング・ミー・ライフ feat.スリック・リック&ブラッド・オレンジ
07. ワン・モー・ゲン
08. エイス・グレイド
09. ステイ・ロング・ラヴ・ユー feat. ガンナ
10. ポートレイト
11. ランウェイ ★日本限定ボーナス・トラック

Rolling Stone Japan 編集部

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