ジョー・ペリー、ビリー・ジョエルのライブ出演後に呼吸困難で緊急入院

マディソン・スクエア・ガーデンで行われたビリー・ジョエルのコンサートで飛び入り出演した ジョー・ペリー(Photo by Kevin Mazur/Getty Images)

エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーは、米現地時間土曜にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたビリー・ジョエルのコンサートへ飛び入り出演した後、病院に運ばれた模様だ。

ジョー・ペリーが土曜、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたビリー・ジョエルのコンサートで飛び入り出演した後、病院に運ばれた。
音楽情報サイトTMZによると、エアロスミスのギタリストはジョエルと彼のバックバンドとともに「ウォーク・ディス・ウェイ」を演奏した後、控室で倒れたと言う。救急隊員が控室に駆け付け、気管チューブを挿入しいて気道確保するなど、40分間救命措置を行ったとのこと。その後ペリーは担架で運ばれ、会場からニューヨーク市内の病院へ搬送されたと言う。



「昨夜マディソン・スクエア・ガーデンで行われたビリー・ジョエルのコンサートで、ゲスト出演したジョー・ペリーは呼吸困難に陥り、バックステージで救命措置を受けました。救急隊員は気管チューブで気道を確保したあと、酸素吸入を行い、その後ペリーを病院へ搬送しました」と、ペリーの代理人はローリングストーン誌に対しこのように説明した。「翌朝、病院での彼は元気で、意識もしっかりしていました。エアロスミスのギタリストを務める彼は、本日フロリダで開催されるロックンロール・ファンタジー・キャンプへ出演することができません。観客の皆様に心からお詫び申し上げます。今月下旬には、ふたたびツアーに復帰する見込みです」




2016年6月にも、ペリーはニューヨークのコニー・アイランドで行われたハリウッド・バンパイアズのコンサートで意識不明で倒れている。その際も病院に搬送されたが、状態は安定していた。コニー・アイランドの場合は「脱水症状と披露」が原因とみられているが、バンドメンバーが倒れたとの知らせを聞いたエアロスミスのスティーヴン・タイラーは、心境をこう語った。

「一瞬、ものすごくビビッたよ」とタイラー。「あいつのことはよく知ってる。俺と同じぐらい自分の表現にとことんこだわるのは、あいつぐらいのものさ。ヤツはエアロスミスのコンサートを3~4回ぶっ続けでやろうぜっていうんだけど、俺が無理。声をつぶしちまうよ。俺は自分のキャリアと健康、それにジョーのやる気のバランスをとる術を心得ている。あいつが上手くバランスとっているかは知らないけどね。多分、誰かがスケジュールを詰め込み過ぎたんだと思う」

ペリーは11月30日からソロツアーを予定していた。2019年4月からはエアロスミスとして、ラスベガスでレジデンスショーも予定されている。

Translated by Akiko Kato

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