偉大な音楽家・プリンスに捧げたミネソタ・ティンバーウルブズの「紫」ユニフォーム

ミネソタ・ティンバーウルブズがプリンスにインスパイアされた紫のユニフォームを公開。(Courtesy of the Minnesota Timberwolves)

NBAミネソタ・ティンバーウルブズが、ミネアポリス出身のプリンスを称える特別なユニフォームを公開したとESPNが報じた。

ナイキがデザインしたこのユニフォームは、深紫色の地に薄紫色のレタリングをバランスよく配置したもので、プリンスのアルバム『パープル・レイン』のカバーアートを参照した部分も2〜3カ所ある。

まず、ユニフォームのレタリングがこのアルバムのフォントを真似たものだ。そして、右肩のスタッドのパターンはカバー写真でプリンスが着用していたジャケットから来ている。プリンス的要素の最後は、ショーツのフラップ部分に隠されたペイズリーの小さなマーカーで、ショーツの左側の裾には「MPLS」というスタンプが押されている。このMPLSはプリンスが自分の故郷を言うときに好んで使った略語だ。

今シーズンのティンバーウルブズはこのユニフォームを8試合で着用する予定で、そのうち5試合はホームで行われるものとなる。ナイキがティンバーウルブズにプリンス・ジャージを提案したのは昨シーズンだったが、2016年のプリンスの死去からあまり月日が経っていないことへの懸念と、チームブランドの大規模な再生が進行中だったため、ウルブスはアイデアの採用を時期尚早と判断した。

そして、プリンス・ジャージは2018-2019シーズンに持ち越され(ナイキはプリンスの他にミネソタの音楽レジェンドであるボブ・ディランを称えるジャージのアイデアも提示していた)、プリンス・エステート、プリンスの音楽コラボレーター、彼が子どもの頃に師事したバスケットボール・コーチらの協力を得て、ウルブスとナイキが共同でプリンス・ジャージをデザインしたのである。


「子どもの頃からプリンスはバスケットボールを楽しんでいた、プレーヤーとしても、ファンとしても」と、プリンス・エステートが語った。「ミネアポリス南部のブライアント・ジュニア・ハイからセントラル・ハイまで中高でバスケットボールをプレイしていたプリンスは、ツアー中もバンドメンバーと一緒にバスケットボールに興じることがよくあった。彼は試合中に発揮される仲間意識と競争意識を楽しんでいた」と。

プリンスのバスケットボール愛が不滅のものとなったのがチャペルズ・ショーのスキットだろう。彼は熱狂的なバスケットボール・ファンでもあった。90年代はウルブスの試合をコートサイドで何度も見ていた。また、2015年にミネソタ・リンクスがWNBAチャンピオンシップで優勝したときは、チームのために3時間のプライベート・コンサートを催したほどだった。

Translated by Miki Nakayama

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