[ALEXANDROS]、平井 大、リトグリ出演「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.2」ライブレポが到着

 
〈NOW PLAYING ARTIST〉2組目は、平井 大が登場。オープニング・ナンバーは、Billboard JAPANの総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”で高ランクを獲得した最新アルバム『WAVE on WAVES』収録の「はじまりの歌」だ。まるで太陽のような温かさを纏ったスモーキーな歌声に、会場はじんわりと平井色に染まっていく。

平井大
平井大 (Photo by Azusa Takada)

「今日は短い時間だけど楽しんで」と軽く挨拶をし、エレクトリックピアノの音色が心地良い「Life is Beautiful」、内に秘めたエモーショナルがひしひしと伝わる「tonight」をそれぞれ披露。曲ごとにエレキギター、アコースティックギター、そしてウクレレを器用に使い分け、その世界観をさらに深く濃いものにしていく。最後は、「みんなと歌いたいなって思った曲があるので」と、自身選曲のプレイリスト内でストリーミング数1位となった「Slow & Easy」を披露。MCは最低限に、音楽で伝えきった濃厚な30分間となった。


[ALEXANDROS] (Photo by Azusa Takada)

「ナウプレvol.2」トリを飾るのは、アメリカツアーを終えたばかりの[ALEXANDROS]だ。待ちきれないファン達がフロア前方に押し寄せる中、メンバーが登場。まもなくキラーチューン「ワタリドリ」を投下すると、あっという間に会場は熱狂の渦と化す。その勢いは「Kick & Spin」で益々ヒートアップ。「調子はどうですか新木場!」と叫ぶ川上(Vo./Gt.)にオーディエンスは絶叫に似た歓声で答えた。

MCでは、「サブスクで[ALEXANDROS]、パッと調べることできるじゃないですか。そうやって曲を聴いて、気になった人がライブに来てくれることも今後は増えてくると思うので、これからも良い関係性を築き上げたいなと思っています」と、ストリーミングサービスへの期待と心意気を語った川上。また、先週まで行われていたアメリカツアーを振り返り、「ワシントンD.C.とニューヨークでライブやってすごい楽しかったんですけど、やっぱり日本が最高です」と、日本のオーディエンスに感謝を述べた。

[ALEXANDROS]
[ALEXANDROS] (Photo by Azusa Takada)

「それでは、新曲やっていいでしょうか!」と、国内のライブでは初披露となる新曲「アルペジオ」を投下。嬉しいサプライズに、さっそくシンガロングも巻き起こり、初披露とは思えぬほどの盛り上がりを見せた。ラストは、映画『BLEACH』の主題歌としても話題となった「Mosquito Bite」。フロント3人がステージ中央に集まり頭を振り回す光景はまさに圧巻。日本のロックバンドとしての芯の太さを見せつけたステージとなった。

終演後には、ストリーミングサービス各社で全出演者のセットリストをプレイリスト形式で公開。来場した人は余韻を、来られなかった人も当日のセットリストを楽しめる仕組みとなっている。また、この日の模様は、12月7日(金)にSPACE SHOWER TVでオンエアされる。

(文:Mika Fuchii)


「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.2」出演者の集合写真 (Photo by Azusa Takada)



〈参加ストリーミングサービス〉
Apple Music、Amazon Music、AWA、うたパス、Google Play Music、KKBOX、Spotify、dヒッツ、LINE MUSIC、Rakuten Music、レコチョクBest

〈セットリストのプレイリスト一覧〉
http://www.billboard-japan.com/common/special/others/npj2018/#playlists

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