カニエ ・ウェスト劇場、大統領執務室で見た「最もシュールな瞬間」

10月11日、トランプ大統領の執務室を訪れたカニエ ・ウェスト(Photo by Oliver Contreras - Pool/Getty Images)



ウェストは自分の電話のロックを解除して、「アイプレーン1」の計画を見せた。これはウェストがエアフォースワンの代わりとして推薦する水素を動力にした航空機だ。この航空機はAppleがデザインするだろうとウェストが説明した。この航空機の計画書をトランプに見せた後で、ウェストは「サタデー・ナイト・ライブとリベラル派の人間に改善を求めたいことは、彼がダサかったら、俺たちもダサく見えるってことだ」と言ったのである。

サタデー・ナイト・ライブに出演した翌日、ウェストは奴隷制度を廃止した合衆国憲法修正第13条を廃止すべきだとツイートした。のちに彼は修正第13条は「今も続いている形を変えた奴隷制度だ」と説明した。そして、執務室ではこの件にも言及した。

修正第13条のトラップを説明した後、彼は「俺は双極性障害と誤診された」と言った。「俺はNBAとNFLのアスリートたちの検査や治療を行う神経心理学を紹介された。そいつが俺の脳みそを見た。3つのパーツが等しいって。これから爆弾を落とすけどいいか。IQテストをしたら俺のパーセンタイル値は98だった。数を逆に数えることじゃ、俺のパーセンタイル値は全人類の75番目。これからこの能力を伸ばしていく。他の連中、98%、テスラ、フロイド。だから、そいつが言うには、俺は双極性じゃないって。寝不足だったから、これが10〜20年後に認知症を引き起こすかもしれないらしい。そうなったら、俺は息子の名前すら覚えちゃいないってね」
(パーセンタイル値:データを大きさ順でならべて100個に区切り、小さいほうからのどの位置にあるかを見るもので、 50パーセンタイルは小さいほうから50/100のところにあるデータとなる)

ABCのジョナサン・カールがウェストに2つの質問を続けざまに聞こうとしたとき、ウェストはカールにキレながら「質問は一つだけだ」と言った。「次の質問に行こう。あんたの質問にはもう答えた。単調な質問には答えないよ。あんたらは高級ワインを味見しているんだからな。様々なフレーバーがあるんだぜ。『マイノリティ・リポート』みたいに四次元チェスを一緒にやらなきゃ。簡単じゃない。けっこう複雑だ」と。

彼はトランプが英雄への道のりを歩んでいると説明するときに「motherfucker」の言葉を使った。

そして、二人の間で男らしいハグが交わされた。ブラウンも指さしながら「特別な男だ」とトランプが言った。「この二人は特別な人間だ」と

ウェストが政治に見つけた新たな興味は大統領選への出馬のようだ。ウェストが将来候補者になる可能性があるかと聞かれたトランプは、その質問をスルーせずに「後ならいい」と答え、ウェストが「2024年以降だ」と念を押したのだった。



Translated by Miki Nakayama

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