ラテン音楽を世界に発信、CNCOの5人が語る「夢はつかみ取るもの」

ー皆さんがショービズの世界に興味を持ったきっかけは何ですか?

サブディエル:父親がミュージシャンで、最初はギターを弾いていた。将来は音楽をやりたいという夢を持っていたから、そのあと教会で演奏したり歌ったりするようになってね。それが人前でパフォーマンスするきっかけになったし、音楽に没頭するきっかけにもなったんだ。

リチャード:親がミュージシャンでダンサーでもあったから、10歳くらいのときに兄弟と一緒に歌を歌うようになって、TVのタレントショーに出るようになった。それがきっかけだね。

クリストファー:幼稚園の頃から合唱が好きで、人前でよくクリスマスの歌を歌ってたよ。そのあとは家族の集まりや友達の前で歌う程度だったけど、12、13歳のときにギターを弾く友達がいて、彼と一緒にカバー曲をやるようになった。それをYouTubeにアップしてたら、いろんな国の人から反応があってね。それがきっかけで、アメリカに行ってオーディション番組に出ることになったんだ。

エリック:子どもの頃から音楽が好きだったけど、特に何かレッスンを受けたりとかはしてなかった。中学生の頃、学校のパーティで全校生徒の前で歌ったのがきっかけで、自分の中で歌をやりたいという気持ちがこみ上げてきたんだ。

ジョエル:僕の祖父が歌が好きでね。部屋にいるとき、廊下を歩いているとき、常に何かを歌っていた。ある日、祖父の家に行ったとき、自分が歌を口ずさんでいたら、「ちょっとここに来なさい」と呼ばれて、「もう一回歌ってみてくれ」と言われたんだ。それで歌ったら、お前にはすごく才能があると。だからもっと歌いなさいと言って、「100匹の羊」という歌を教えてくれた。それがきっかけだね。僕はうれしくて、いつものその歌を人前で歌ってた。オーディションの2カ月前に祖父は亡くなったんだけど、祖父のためにも絶対に合格するぞ!っていう気持ちで受けたら合格して、CNCOの皆と出会うことができたんだ。

ーCNCOで世界中をまわることができて、世界中にファンがいる。この状況下で自分たちの「これから」の可能性に関しては、どのように考えていますか?

サブディエル:世界中の若い人たちに伝えたいのは、夢に向かって頑張ることの大切さだね。僕たちにも夢がたくさんある。ワールドツアーをやりたいし、グラミーも獲りたいし、将来は映画も作りたい。このグループなら絶対できると思うんだ。

リチャード:実現するには到底無理かもしれないことでも、夢に向かってあきらめず努力をすることって大切だよ。自分たちは夢をつかみ取るために頑張ってる。夢は与えられるものではなく、つかみ取るものなんだよ。



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