ポール・マッカートニー、孫からインスパイアされ執筆した絵本が来秋発売予定

来秋発売予定の絵本を製作中のポール・マッカートニー(Photo by Shutterstock)

ポール・マッカートニーは、世界のおじいさんのために、そしてその子供たちのために執筆した児童書『Hey, Grandude!』を来秋の出版する予定だ。

ポール・マッカートニーは子供向け絵本『Hey, Grandude!(原題)』を執筆し、2019年9月にランダムハウス・キッズからの出版を予定している。

このタイトルを聞くと、大抵の人はビートルズの曲「ヘイ・ジュード」を思い起すだろうが、マッカートニーは動画の中で、8人いる孫の一人があるとき「ヘイ、グランデュード!」と自分を呼んだことにインスピレーションを受けたと説明している。この「グランデュード」はその直後にマッカートニーの愛称になったという。

マッカートニー曰く、この絵本は一人の名ばかりのグランデュードを主人公に展開するストーリーで、主人公グランデュードは世界中のお祖父さんを表している。グランデュードは魔法のハガキに導かれながら4人の孫たちと共に冒険の旅に出る。「この本は世界中のおじいさんのために、そして彼らの子供たちのために書きたいと思った」とマッカートニー。

キャスリン・ダーストが絵を担当した『Hey, Grandude!』は既に先行予約が始まっている。

9月初旬にマッカートニーの新作『エジプト・ステーション/Egypt Station』が発売され、2013年のアルバム『ニュー/New』以来の新譜として話題になった。この秋のマッカートニーはカナダなど、幾つかの国で数えるほどのライブを行うだけだが、次の北米ツアーは2019年5月23日にニューオリンズでスタートすることが決まっている。

Translated by Miki Nakayama

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