マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、日韓ライブ独占密着レポート

SONIC MANIA 2018でのステージ(Photo by Takanori Kuroda)

アイルランド出身の4人組、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(以下マイブラ)が5年ぶりに来日し、東京・豊洲Pitにて単独公演を、千葉・幕張メッセにてSONIC MANIA 2018への出演を果たした。

筆者は昨年暮れにアイスランドで行われた、バンドのリーダーであるケヴィン・シールズ(Vo, Gt)のソロ名義でのライブと、6月にバーミンガムで行われたバンドでのツアー初日、その翌日にロンドンでザ・キュアーがキュレートしたフェスMeltdownへの出演、さらに韓国の野外音楽フェスIncheon Pentaport Rock Festivalへの出演を、一足先に観てきた。アイスランドでのケヴィンのソロ公演と、英国でのバンドのライヴについてはそれぞれ別のメディアに寄稿しているので、ここでは韓国と日本でのライブについて詳しく紹介したい。

仁川国際空港からシャトルバスでおよそ90分、世界で5番目に長いとされる仁川大橋を渡った経済自由地区、松島の大きな公園で毎年開かれているのが、JISAN VALLEY ROCK FESTIVALと並ぶ韓国最大級の野外音楽フェスIncheon Pentaport Rock Festivalだ。今年は8月10日(金)から12日(日)まで開催され、ナイン・インチ・ネイルズやフーバスタンク、日本からはnever young beachやSUCHMOSなどが出演。マイブラは3日目のヘッドライナーを務めた。

予報では雨が降るとのことだったが、マイブラが終わるまでは何とか天気も持ちこたえ(終了後に土砂降りの雨が降り出したのは、2013年のフジロックを思い出させた)、会場には若者を中心に多くの人が集まっていた。大小2つのステージが並んで設置され、後方にフードコートが展開するという無駄のないシンプルな作り。都市型らしく、観客も「近くにいたから立ち寄ってみた」といった感じのカジュアルな服装の人が大半で、音楽との距離感も全体的にナチュラルかつフラットなところが良かった。

マイブラの出番は21時15分。ステージ前のフォトピットでカメラをセッティングしていると、ピット内にいたセキュリティの1人が近づいて来て「お前、耳栓持ってないのか? だったらこれを付けろ」と、付けていた耳栓を渡してくれた。礼を言い、それを装着してメンバーの登場を待っていると、ほぼ定刻通りに現れ「I Only Said」でライブが始まった。

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