J・J・エイブラムスがインディーズ専門レーベルを創設、音楽業界へ新規参入

(Photo by Charley Gallay/NBC/NBC via Getty Images)

スター・ウォーズの共同脚本と監督を務めるJ・J・エイブラムスが、インディーズレーベルLoud Robotを立ち上げ音楽業界に新規参入することがわかった。このレーベルでは、新旧問わずアーティストを発掘する予定だ。

映画監督J・J・エイブラムスが音楽業界に参入する。新たにイディーズレーベルLoud Robot(ラウド・ロボット)を立ち上げ、新旧問わずさまざまなアーティストを発掘してゆく。ハリウッドレポーター紙によれば、エイブラムスの製作会社Bad Robotは今後、映画、TVドラマ、ビデオゲーム(新会社Bad Robot Gamesよりリリース)など自社制作作品のサントラに、新レーベルの音源を使用することになるそうだ。

エイブラムスは共同運営責任者として、業界の重鎮であるマッキー・フロイド氏とニッキー・バーガー氏の2名を起用。フロイド氏は、マムフォード・アンド・サンズやChildish Gambino、フェニックス、チャーチズといったバンドを抱えるGlassnote Entertainment Groupでマーケティング部長を務めた経歴を持つ。一方、Berger Management社の創設者であるバーガー氏は、2016年にFort William Artist Management社を共同設立した。同社にはGrizzly Bear、フリート・フォクシーズ、ザ・ウォー・オン・ドラッグスなどが所属している。

Bad Robot社のミュージック・スーパーバイザーであるチャールズ・スコット氏も、新会社の立ち上げに参加。社長兼最高執行責任者にはブライアン・ワインスタイン氏が就任する。

2018年のエイブラムスのプロデュース作品は、映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』やNetflixドラマ『クローバーフィールド・パラドックス』、今後公開予定の『オーバーロード』、スティーヴン・キング風のHuluホラーシリーズ『キャッスル・ロック』などがある。また、エイブラムス本人が共同脚本と監督を担当する『スター・ウォーズ/エピソード9』は、2019年12月20日に劇場公開される予定。

Translated by Akiko Kato

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