イアン・ギランが語るディープ・パープルと歩んだ人生、「The Long Goodbye」の真意

ディープ・パープルが2016年に行った、日本武道館でのライブ写真(Photo by Masanori Doi)



「The Long Goodbye」は解散ツアーではない

ーあなたは普段から早起きなのですか?(今回のインタビューは現地時間の午前7時半から開始となった)

イアン:ワールド・ツアーに出ているときは時差ボケで自分が早起きなのか遅起きなのかわからないけど、普段住んでいるポルトガルでは、太陽と共に目覚めるんだ。ニワトリの泣き声で起こされるんだよ。夜明けのちょっと前まではフクロウが狩りをして、ホーホー鳴いている。一晩中コンサートをやっているようなものだ。自然と共に生きるのが好きなんだ。それに早起きすると、日常の用事はほとんど午前中に出来てしまう。1日を有効に使うことが出来るんだよ。

イアン・ギラン
Photo by Masanori Doi

ー「The Long Goodbye」というのは寂しいですが、10月のジャパン・ツアーを楽しみにしています。


イアン:言っておきたいのは、「The Long Goodbye」ツアーが解散ツアーではないということだ。2年ぐらい前、バンド全員の体調が良くなかった。イアン・ペイスが心臓発作を起こしたり、スティーヴも腱鞘炎を患って、みんなどこか悪くしていたんだ。それでバンドの終わりが近づいていることを感じていた。このツアーはファンのためというより、自分たちのためなんだ。人生ずっとやってきたことを、ある日突然ストップすることは出来ない。だから期限を定めずに、バンドを徐々にクールダウンさせるツアーをやることにしたんだ。それが2年になるか、5年、10年になるかは判らなかった。

幸い、みんな体調は改善しているし、もうしばらくツアーを続けることが出来そうだ。クールダウンどころか、バンドはホットになっていく一方だよ。エネルギーに満ちて、いつになっても素行が悪いのは変わりない。とにかく、行けるところまで行くつもりだ。そして精神的・体力的にベストなライブ・パフォーマンスを出来ないと思ったら、そこでストップするよ。とにかく最善を尽くしながら日々を生きるだけだ。振り返ってみると、悪くない人生だったんじゃないかな。まだゴールまではしばらく間がありそうだけどね。





ディープ・パープル

The Long Goodbye Tour
2018年10月14日(日)幕張メッセ 9・10・11ホール
2018年10月15日(月)名古屋国際会議場センチュリーホール
2018年10月17日(水)大阪 フェスティバルホール
2018年10月18日(木)大阪 フェスティバルホール
2018年10月20日(土)広島上野学園ホール
2018年10月22日(月)福岡サンパレス ホテル&ホール
https://udo.jp/concert/DeepPurple

タグ:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE