アルバイト時代の不正で解雇?いま明かされる無名時代のジャネール・モネイ秘話

ジャネール・モネイ。2011年、ビバリーヒルズにて(Photo by Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com)

2018年5月に発表した『ダーティー・コンピューター』が全米トップ10ヒットを記録したジャネール・モネイ。彼女は、文具・オフィス用品のディスカウントストア・チェーン、オフィス・デポのアルバイトをクビになったことがきっかけで、アウトキャストやパフ・ダディといった大物と知り合うことができたという。

アトランタで暮らしていた若き日のモネイは、オフィス・デポでアルバイトをしていたが、店のコンピューターを使ってファンからのメールに返信したことで解雇されてしまう。

そして、その出来事にインスパイアされて生まれたのが、「レッティング・ゴー」という曲。これを聴いたアウトキャストのビッグ・ボーイは感銘を受け、自分たちのアルバム『アイドルワイルド』にモネイをフィーチャー。さらには彼女をパフ・ダディにも引き合わせた。

モネイの父親であるマイケル・ロビンソンは、まだ無名だった彼女のショーにビッグ・ボーイとパフ・ダディが訪れた時のことをローリングストーンの取材で振り返っている。

「正直に言うよ。あのパフ・ダディが、そんなところに来るわけないって思ってたんだ」

しかし、ステージ脇にビッグ・ボーイとパフ・ダディを発見した時、彼は驚きと嬉しさのあまり声を上げそうになったという。娘の新たな人生の門出となる場に立ち会えたことに、彼は興奮していた。

「スターってのはこういうもんなんだなって思ったよ。無数のカメラも豪華な照明も、全部ジャネールに向けられていたんだ」



ジャネール・モネイのインタヴュー全文はこちら

Edited by The Sign Magazine


Translated by Masaaki Yoshida

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