初のベスト盤をリリースしたジャック・ジョンソン、東京オリンピックで注目するサーファーについてコメント

キャリア初のベスト・アルバム『ザ・エッセンシャルズ』をリリースしたジャック・ジョンソンは、4年ぶりとなるフジロックへの出演も決定している(Photo by Morgan Maassen)

本日、ベスト・アルバム『ザ・エッセンシャルズ』をリリースしたジャック・ジョンソン。元プロ・サーファーとしても知られる彼が、サーフィンが2020年開催の東京オリンピックで正式種目となったことについてコメントを寄せた。

「サーフィンが初めて2020年の東京五輪で行われるので、成長を見守ってきた友人、ジョン・ジョン・フローレンスの出場に期待しているよ。彼が勝つと思うし、そう願っている。彼は今、世界で最も素晴らしいサーファーの1人だよ。でも競技としてのサーフィンには正直複雑な思いもある。僕にとってサーフィンは競技というより、森の中の散歩やハイキングのように、ただ自然の中に身を置くことだからね。そうは言っても僕はサーフィンを愛し、その様々なスタイルを見て育ったので、競技を通してサーファーがお互いを高め合っていくのを見るのも楽しいよ。だから2020年の東京オリンピックは楽しみだね」。

キャリア初となるベスト・アルバム『ザ・エッセンシャルズ』の選曲については、「何人もの人々に協力してもらったんだ。自ら代表曲を選ぶのは難しいからね。そもそも“必聴”と呼べる曲があるのか、僕にはわからなかった。こんなレコードを求められるだけでも光栄なことだったんだ。だから、収録曲は友人たちに手伝ってもらいながら決めた。彼らは他の全アルバムでも協力してくれていて、とても信頼している」と語っている。



また、4年ぶりの出演が決定している今年のフジロック・フェスティバルについては、「フジロックは楽しみだけど、どんなステージになるかはわからないな。いつも当日になるまでは、僕もバンドも何をするかはっきり決めていないんだ。その場の空気に浸ってから、どんな曲をやろうかと考えることが多いね」と変わらずのマイペース発言も飛び出した。当日のライブを楽しむための予習として、『ザ・エッセンシャルズ』はこれ以上ないほど打ってつけの作品と言えるだろう。



<リリース情報>

ジャック・ジョンソン ベスト・アルバム『ザ・エッセンシャルズ』

ジャック・ジョンソン
ベスト・アルバム『ザ・エッセンシャルズ』
UICU-1299 / ¥2,500+税
発売日:2018年7月4日(水)

収録曲:
1.バナナ・パンケーキ
2.ホライゾン・ハズ・ビーン・ディフィーティッド
3.ベター・トゥゲザー
4.フレイク
5.グッド・ピープル
6.シッティング・ウェイティング・ウィッシング
7. ゴーン
8.バブル・トーズ
9.アップサイド・ダウン
10.イフ・アイ・ハッド・アイズ
11.アイ・ガット・ユー
12.ホープ
13.ユー・アンド・ユア・ハート
14.ロデオ・クラウンズ
15.マイ・マインド・イズ・フォー・セール
16.ウェイスティング・タイム
17.ホーム
18.ビッグ・サー(マイクD・リミックス)*未発表ヴァージョン

Rolling Stone Japan 編集部

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