フジロック出演決定、アッシュが選ぶ究極の失恋ソング

フジロック出演が決定したアッシュ


マークとティムによる最新ショートインタビュー

―プレイリストのテーマでも採用させてもらったように、新作『アイランズ』は多くの曲で失恋について歌われていますが、具体的にどういう経緯があったのでしょう?

マーク:『アイランズ』は非常にパーソナルなアルバムで、楽曲は恋人とのとてもつらい別れについて、異なる段階のことを歌ってる。失恋に伴う感情の浮き沈みや、愛を失った経験がある誰しもに共感してもらえる歌詞になっているはずだよ。実際の生活の中で、誰がどこで何をしたかを語り尽くす必要はない。そうしなくともこの楽曲たちは、恋愛関係の終わり、それに伴うトラウマやそれを乗り越えることをはっきり描き出しているんだ。

―直島を訪問したことが、『アイランズ』を制作するうえでの最初のインスピレーションとなったそうですね。

ティム:前作『カブラモ!』ツアーのファイナルが東京・大阪公演で、そのすぐ後に直島を訪れたんだ。一人旅をしながらたくさん考え事をする時間があったんだけど、僕はそこで次のアルバムはどんなものにしようか思いを巡らせていた。直島までフェリーで旅することで、僕の知ってる現実から離れていくような感覚がとてもよかったんだ。その島は本当に美しく、ずっと遠くにあった。そこには素晴らしいアートと建築がたくさんあって。もちろん観光客もいるんだけど、ゆったりできる空間もあったし、当時の自分の人生を振り返る時間や、次になにをするか考える時間もたっぷり持てたんだ。

―新作のリード曲「Buzzkill」には、同郷アイルランドの先輩であるザ・アンダートーンズのメンバーが参加しています。彼らのどのあたりが、改めて優れていると思いますか?

マーク:ザ・アンダートーンズは僕たちがバンドとして成長する上で大きなインスピレーションを与えてくれたよ。「Teenage Kicks」は僕たちの文明が途絶えるまで歌い継がれるタイムレスな名曲だね。とてもシンプルなんだけど、メロディが素晴らしくて、歌詞も、若くて恋に落ちたことのある人なら誰しもが共感できるようなものなんだ。ザ・アンダートーンズの代表曲はたくさんあるけど、「My Perfect Cousin」は特に有名で、どこかおもしろさのある曲だと思う。僕たちの新たな代表曲「Buzzkill」も同じテイストだと思うよ!



―『アイランズ』のアートワークにスケリッグ・マイケル(アイルランド南西部の沖合に浮かぶ孤島)を用いたのは、同地をロケに使った『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』へのオマージュだそうですね。後者の感想を聞かせてください。

マーク:『最後のジェダイ』は好みがはっきりと分かれる映画だと思う。ほとんどのスターウォーズ作品はリアクションが二分されてきたわけだけど、今作は中でも特に評価が難しい方だったね。思い切った方向性の変化を「勇気がある」と評価する人もいれば、「俺たちの知っているスターウォーズ像をぶち壊してしまった」と言う人たちもいる。個人的にはその変化を楽しめたほうなんだけど、まあいくつか理解できないシーンもあったよ。例えば、ヨーダのフォースの霊体が宇宙に物理的に干渉できるっていうのにはやっぱり納得いかなかった。もしそれができたなら、これまでなんで肝心なところでそれができなかったんだっていうね。その理由は後々明らかにされるかもしれないけど、僕はそこがどうしてもひっかかってしまった。それから個人的には、エピソード9でレイの真の出自や正体が明らかになると思ってるんだ。カイロ・レンはレイを仲間に引き入れるために嘘をついてる気がする。この作品には語られるべきストーリーがまだまだたくさん詰まってるよ!

―アッシュは2016年にデビュー作『1977』の20周年ツアーも実施していましたが、キャリアが長くなった今も、キャッチーなポップソングを作り続けるモチベーションはどこから生まれてくるのでしょう?

マーク:世界中のいろんな国に住むファンのみんなのために、ライブをするっていう楽しさやワクワク、そして僕たちの音楽にファンのみんながいろんな反応を返してくれたり、どんな風に繋がりを感じてくれるのかを見ることがモチベーションになっているよ。お金では決して買うことはできないそれを、今自分たちができているのは素晴らしい特権だと思うし、可能な限りそれを続けていきたいと思ってる。夢と一緒に生きるんだ!




ash islands

『アイランズ』
アッシュ

発売中
http://hostess.co.jp/releases/2018/05/HSE-4542.html

FUJI ROCK FESTIVAL ’18
2018年7月27日(金)〜29日(日)
新潟県湯沢町苗場スキー場
※アッシュは7月28日(土)のWHITE STAGEに出演
http://www.fujirockfestival.com/

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