来日控えるザ・クリブスが選ぶ、パンク精神を強く感じる10曲

ジャパンツアーを実施するザ・クリブス


ゲイリーとロスによる最新メールインタビュー

―スティーヴ・アルビニと一緒に制作した、最新作の『24-7 Rock Star Shit』を発表してから8ヶ月が経過しました。今振り返って、このアルバムにどんな手応えや思い入れを抱いていますか? 自分たちの過去作と比べて、どういう点がスペシャルだと思います?

ロス:このアルバムはレコーディングのアプローチや、リリースの仕方が過去のアルバムとは全く違ったからスペシャルな作品だね。普段アルバムを作るときはすごく時間がかかるんだけど、アーティストとして、それがエネルギーの無駄遣いのように思えるときもたまにあるんだ。でも、今回のアルバムのレコーディングは瞬間的なアプローチが多くて、新しい曲を書いたときの雰囲気とか興奮を捉えることができたんだよ。レコーディング〜ミックスまでの全行程が、たった5日で終わったんだ。

ゲイリー:僕たちにとってこのアルバムは、曲を書いたあとにすぐレコーディングをしたから、いまだにとてもフレッシュでエキサイティングな感覚があるんだ。完璧にしすぎる前にすべてを終わらせたからね。抜け感がほしかったし、レコーディング中の緊張感を捉えたかったからデモも作らなかったんだ。

―『24-7 Rock Star Shit』の収録曲は、最近のライヴにおけるセットリストで、どのように機能していると思いますか?

ゲイリー:新曲を演奏するのはめちゃくちゃ楽しいよ。解放感と爆発力みたいなのがすごいんだ。原点に戻ったような曲たちでもあるし、演奏もイージーに、本能の赴くままに任せてる。

ロス:バンドとしては昔の曲より最近の曲を演奏する方が楽しめる傾向があるんだけど、新作の曲はそんなに長いこと演奏していないから余計楽しい。アルバムからの曲は全部他のアルバムよりもヘヴィなんだよね。だからより爆音に、よりエネルギーに溢れた演奏になっているよ。



―最近、音楽以外で何か気になる物事や、ハマっているものはありますか?

ゲイリー:(現在の住まいである)ポートランドの自宅で、いくつかのバンドのプロデュースを終えたところなんだ。あ、それって音楽にカウントされちゃうよね……。数年前にボクシングを始めたんだけど、家にいるときはよくやってるよ。

ロス:僕は天文学にかなり入れ込んでる。まだまだド素人だけどね! 最近テレスコープを買ったから、時間があるときは星を観察してるよ。まだまだ勉強中だけどね!

―クリブスはこれまで何度も来日してきましたが、過去の来日にまつわる印象的なエピソードについて教えてください。

ゲイリー:いつもファンのみんなが、心のこもった歓迎をしてくれるのがとても嬉しいんだ。いつだって感動しちゃうよ。他の国では経験したことがないし、そんなことしてくれるのは日本のファンだけだからね。どんな思い出よりも鮮明に覚えているよ。あとは、ねごとと遊んだのが楽しかったな。彼女たちはすごくクールだと思う。

ロス:初めて日本に行ったときのことが一番の想い出かな。僕らもすごく若かったし、今まで行ったことのない国だったから。イギリスとは全く違うし、ファンの反応も想像以上にすごかった。イギリスに戻る飛行機のなかで、みんな口を揃えて「日本に移住したい」と言っていて、実際に可能かどうか調べたのを今でも覚えてるよ!

―今回のジャパンツアーでは、どんなライヴが期待できそうでしょう?

ゲイリー:クリスマス期間中に、ものすごい数のショーをイギリスでしたんだ。だから大量の曲を覚えなきゃいけなかった(80曲も演奏したんだ……)。もしみんなが望むなら、かなりディープなセットにする準備は万端だよ。Nippon Dai-Ski!


ロス:新曲をたくさん演奏するし、前回演奏できなかった曲も今回はやるつもり。アルバムが7枚あるから、前回演奏できなかった曲を試してみるのが好きなんだ。もしそれがハマったら、ちょっとだけセットリストを変えるかもね。



the cribs

Hostess Club Presents The Cribs

5月17日(木)京都・CLUB METRO
サポートアクト:おとぼけビ~バ~

5月18日(金)東京・代官山Unit
サポートアクト:MONO NO AWARE

http://ynos.tv/hostessclub/schedule/20180517-18.html

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