ジャック・ジョンソン、ウィリー・ネルソンとの強烈な思い出を新曲で歌う

ジャック・ジョンソンは、ウィリー・ネルソンとの思い出を新曲「Willie Got Me Stoned」で発表。

ジャック・ジョンソンが、ウィリー・ネルソンとハイになった夜を新曲「Willie Got Me Stoned」で歌っている。ウィリー・ネルソンと一緒にいたときの強烈な思い出が語られているよ」と、ローリングストーン誌に語ってくれた。

ジャック・ジョンソンはポーカーが得意ではないらしい。少なくとも、カントリー界のレジェンドと一緒に大麻をふかしているときは確実に弱いようだ。ジョンソンの新曲「Willie Got Me Stoned(原題)」では、実際にあった話を事細かに歌っている。一晩ウィリー・ネルソンと一緒に過ごしたジョンソンは、有り金全部ウィリーに取られ、帰りのタクシーを呼ぶ金すら残っていなかったという。ジョンソンはこの新曲を米国時間4月20日にリリースする予定だ(リリース方法は未定)。

「あるフェスティバルで共演した日の夜の出来事を歌った歌だ」と、ジョンソンは曲の冒頭で説明する。これは、2017年の夏、コロラド州イングルウッドにあるフィドラーズ・グリーン・アンフィシアターで行われた2日連続公演の初日にライブ録音された音源だ。「ウィリー・ネルソンと一緒に過ごせて、俺たち全員、本当に光栄だった。彼の自宅にお邪魔して、一緒に過ごすことにした。これから話すことはその夜、本当に起きたことだ」と。

アコースティック・ギターを弾きながら、ジョンソンはネルソンとハイになった様子、ポーカー・ゲームでネルソンに現金を全部取られたことを、ユーモラスに歌っている。「50ドルを使い果たしたら変な気分になった」と歌い、「俺がポーカーのルールを知らなくてもお構いなし/俺が自分の名前を覚えてなくてもお構いなし/ウィリーが俺を酔っ払わせたあとは」と続く。

そして、この曲は、ジョンソンがタクシー代もなくて自宅まで歩いて帰ったこと、一緒にいた全員が車を運転できないグダグダな状態だったことまで暴露している。この出来事は「俺たちのプライド」だけでなく「思考力も奪った」らしい。ネルソンのせいで面目(と現金)を失ったジョンソンは、最後に価値のある良いい経験だったと締めている。

「強烈に覚えている思い出のいくつかはファーム・エイドやその他のイベントでウィリー・ネルソンと一緒にいたときに起きた出来事だ」と、ジョンソンがローリングストーン誌に教えてくれた。「そういう強烈な思い出の一つが「Willie Got Me Stoned」で語られているよ」と。

9月にはジョンソンの4年振りの新作『All the Light Above It Too(原題)』がリリースされる予定だ。4月上旬、ネルソンはもうすぐリリースされる新作『Last Man Standing(原題)』からのニュー・バラッド「Something You Get Through(原題)」を公開した。また、ジャック・ジョンソンは、7月27日(金)28日(土)29日(日)に新潟県 湯沢町 苗場スキー場にて開催されるFUJI ROCK FESTIVAL’18 への出演が決定している。

Translated by Miki Nakayama

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