グリーン・デイ、ビリー・ジョーの新バンド「The Longshot」の楽曲が公開

グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、最新サイド・プロジェクト「The Longshot(ロングショット)」の3曲入りEPを公開した。(Photo by Mauricio Santana/Getty Images)

グリーン・デイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、最新サイド・プロジェクト「The Longshot(ロングショット)」の3曲入りEPを公開した。EP収録曲は「Taxi Driver(原題)」、「Love Is for Losers(原題)」、「Chasing a Ghost(原題)」の3曲だ。

ビリー・ジョー・アームストロングの新バンド、The Longshot(ロングショット)のデビューEPが遂にベールを脱いだ。収録曲は「Taxi Driver(原題)」、「Love Is for Losers(原題)」、「Chasing a Ghost(原題)」の3曲である。

3曲はすべてアームストロングが慣れ親しんだ十八番のロックンロール曲になっている。1曲目の「Taxi Driver」は脱出がテーマの力強いパンク・アンセムで、クラシック・ロックの歌詞によく出てくる言い回しにアームストロングなりのヒネリを効かせている。「タクシー運転手、俺は転がっている/タクシー運転手、俺は石ころみたいに転がっている」という具合だ。




一方、「Love is for Losers」では、火傷しそうなギター・ソロと共に傷心に対処する知恵も伝授している。



そして「Chasing a Ghost」は、グリーン・デイのシンガー、アームストロングが丁寧に作った地下室のパーティーに最適の曲だ。歌詞の中で、大荒れの日々は終わったとしつつ、「まだ涙がでるよ、ベイビー、俺の魂が泣いている、シャンデリアからぶら下がったまま、ずっとずっと前から、幽霊を追いかけているのさ」と含みを持たせている。



ロングショット自体の詳細の多くはまだ公表されていない。2018年2月にロングショット名義のInstagramアカウントが登場し、最近の投稿が「ファーストアルバムは“Love Is for Losers”(まだリリース日は未定)」という程度だ。

アームストロングはこれまで数多くのサイド・プロジェクトを行ってきた。その中には、Pinhead Gunpower、the Network、FoxBoro Hot Tubs(これはグリーン・デイが小さな会場でギグをするために使った偽名)などがあった。2013年にはノラ・ジョーンズと組んでアルバム『フォーエヴァリー』をリリース。この作品ではエヴァリー・ブラザースが1958年に発表したアルバム『Songs Our Daddy Taught Us』の収録曲をカバーしている。グリーン・デイとしての最近作は2016年にリリースした『レボリューション・レディオ』だ。

Translated by Miki Nakayama

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