メタリカ・ラーズの番組にノエルがゲスト出演、U2愛を語る

Beats 1 Radioのメタリカのラーズ・ウルリッヒの番組にノエル・ギャラガーがゲスト出演

Beats 1 Radioのメタリカのラーズ・ウルリッヒの番組にノエル・ギャラガーがゲスト出演した。二人はオタクモード全開でU2への愛情、曲作りについて、20年以上前に作った楽曲を現在ライブで演奏することについて熱く語った。

メタリカのラーズ・ウルリッヒのラジオ番組「It’s Electric」に出演したオアシスの生みの親であるノエル・ギャラガーが、演奏すること、曲作り、U2に対する愛情について語った。同番組はApple MusicのBeats 1 Radioで毎週日曜日に放送されているが、現在ノエル・ギャラガーがゲストの回の20分間の動画が公開されている。

ギャラガーはラーズの話や質問に悪態をつきながら陽気に応じた。途中、「水泳はバカ野郎がやるもんだ」とギャラガー。「俺たちは水の中に入るようには出来ちゃいない。泳げるならジェット・スキーが何であるんだ?」と。

また、真剣な話として、この二人のベテラン・ロッカーはU2への愛情を臆面もなく吐露した。「他とは別格の最愛のライブ・バンドだ」とギャラガー。「彼らは何度も進化を遂げてきたし、それこそ後退、前進、横転、逆転とあらゆる方向へ転がってきた。でも、どんなに変化しても、アルバムを出すたびに「参りました!」と言わざるを得ない曲が最低1曲、いや2曲、時には4曲も入っているんだよ」と続けた。そして「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム(約束の地)」で、冒頭のビートが入ってくる部分を「ライブ・ミュージックで最高の瞬間の一つ」と表現した。

さらに、20年以上前に作った楽曲をライブで演奏することの大変さに話題が移ると、50代に入っても自信満々のギャラガーは、自分の歌に年齢は一切影響しないと明言。「俺の声は前よりも強くなったと思うぜ」とウルリッヒに自慢したのである。そして、「奇妙なんだけど、「ゴー・レット・イット・アウト」とか、リアムがボーカルをとっていた曲を歌うときはキーを下げるんじゃなくて、上げないとダメなのさ。前とは違う音域の声が出るんだよ」と説明した。

曲作りに話題が移ると、ギャラガーは歌詞にそれほど重きを置いていないと明かした。「昔からずっと好きな曲であっても、歌詞がどんなものかなんて覚えちゃいないんだよ。歌詞の内容なんてまったく気にしたことがなかった。歌詞ってのはリスナーが気持ちよくなるメロディを支える存在ってだけさ」と言い放った。

ギャラガーはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ名義でアルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』を2017年11月にリリースした。「過去にやってきたことには満足しているよ」と、オアシス時代について述べたあと、「でも今やっていることには、マジで、最高に満足している」と断言した。

Translated by Miki Nakayama

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