エルヴィスの物真似でショービズを学んだ? ブルーノ・マーズが幼少期を振り返る

1990年8月、母親とのツーショット(Photo by Catherine McGann/Getty Images)

11日からスタートしたブルーノ・マーズの来日公演。Rolling Stone Japanでは来日期間中、ブルーノのことをよりよく知るための記事を連続で公開。7回目はハワイで過ごした幼少期のトピックについて。

天性のエンターテイナーとして人気を集めるブルーノ・マーズだが、その資質に磨きをかけたのは地元ハワイのディナー・パーティに出演していた幼少期だったという。

パーカッショニストの父親とフラダンサー兼シンガーの母親の間に生まれたブルーノは、週に6日、エルヴィス・プレスリーの物真似でステージに立っていた。2016年のローリングストーンの取材に応え、ブルーノは当時のことをこう振り返っている。

「エナメル革の靴、小指の指輪、ムースで固めた髪、そういうショービズの世界こそが俺にとっての学校だったんだ。最近になって気づいたことなんだけどさ。いつも観光客を相手にパフォーマンスしてた俺は、ありとあらゆる人を楽しませないといけなかったんだ。黒人も白人も、アジア人も南米人も関係なく、ハワイにやってくる全ての人々を笑顔にするのが俺の使命だったんだよ」

11歳か12歳の頃に両親が離婚し、そうした日々は終わりを迎えたが、当時からずっとブルーノにとって歌が全てだったという。

「それ以外の選択肢はなかったんだ。運が味方してくれなかったら、今でもどっかのレストランで毎晩ギターを片手に歌っていたかもしれない。何があっても、俺は一生歌い続けるとその頃から決めてたんだ」

ローリングストーンによるブルーノ・マーズの独占ロング・インタビュー全文はこちらから。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27294

Edited by The Sign Magazine

Translated by Masaaki Yoshida

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