作曲用のラジカセから伝説を彩ったステージ衣装まで、B’zの貴重なアーカイブを目撃できる大型エキシビジョンの中身

終盤に登場する「松本エリア」と「稲葉エリア」は、プライベートな私物の展示が並ぶ30周年ならではの貴重なエリア。「松本エリア」には直筆の譜面の他、学生時代から集めたコンサートチケットのファイル、作曲用のラジカセなど、「稲葉エリア」には直筆の歌詞の他、大学の卒業式の写真、勝新太郎からプレゼントされたというエピソードも有名なテンガロンハットなどがずらり。また、その中間スペースでは松本が2011年にグラミー賞を受賞した際のグラモフォンを初公開。2人がいかにして世界へと羽ばたいて行ったかを思うと、非常に感慨深い。


・松本エリア


・稲葉エリア


・グラモフォン

また、この日はまだ公開前だったものの、昨年のレコーディングやライブのバックステージを追った特別映像『Behind the Scene:The 29th Year』を上映する「シアター」、すでに大きな話題を呼んでいる「B’z人生ゲーム」、メンバー監修のライダースジャケットなど、30のブランド・企業とコラボレーションした限定グッズや、オリジナルアルバム全20作品のアナログレコードなど、豊富なラインナップが揃った「ストア」まで、実に盛りだくさんな内容となっている。


・ストア

なお本展のタイトルは、メンバーである松本・稲葉が考案したものだという。

「僕達は30年の間、休むことなくレコーディング、ツアーを続けて来たことによって、今居るステージに立っています。そのプロセスで色々な風景を見てきましたし、今なお未だ見ぬ風景を求め、音楽創りを高いレベルで続けていくという意味合いを込めて、今回のエキシビションに“SCENES”と名付け、僕達が歩んで来た30年の軌跡を、1988 - 2018として記しました」(B’z/松本孝弘・稲葉浩志コメント)

開催期間は前期が4月1日から5月6日、後期が5月11日から6月15日まで。なお、7月7日からは5年ぶりの「Pleasure」ツアーである「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018」がスタートし、デビュー記念日の9月21日・22日の味の素スタジアム2デイズまで、計23公演が行われる。日本一のロックバンドを味わいつくす贅沢な一年は、まだまだこれからだ。


【B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018 開催概要】 
<会期>
◎前期(1988-2002)/ 2018年4月1日(日)〜 5月6日(日)
◎後期(2003-2018)/ 2018年5月11日(金)〜 6月15日(金)
(*休館日:5月7日(月)〜 5月10日(木) ※ただし、グッズ販売・シアターは営業)
<会場>
◎有楽町インフォス1F (東京都千代田区丸の内3-8-3)

<開館時間>
◎平日11:00-21:00 / 土・祝日中日10:00-21:00 / 日・祝日10:00-20:00

<入場料金>
◎平日(5/1,2を除く):入場料無料(入場整理券でのご入場となります)
◎土日祝日(5/1,2含む):
[前売] 大人・専門学校・大学生以上:¥1,500(Goods付) / 中高生:¥1,200(Goods付)
[当日] 大人・専門学校・大学生以上:¥1,700(Goods付) / 中高生:¥1,400(Goods付)
(*小学生以下は保護者同伴(親族に限る)に限り入場料無料となります。Goodsは付きません。)

◎詳細はこちら: http://bz-vermillion.com/exhibition/

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