米国銃規制大規模デモ、写真で綴るそれぞれの物語

抗議デモに参加する3人の高校生(photo by Jessica Lehrman for RollingStone.com)



「うちの娘は避難訓練をさせられている」
行進に加わった両親が言った。「うちの娘は避難訓練をさせられているのよ。彼女は避難訓練が嫌いでね。だって遊び時間や本を読む時間がなくなるから。彼女はまだ6歳の幼稚園児なのよ」と。



「ここにいると示すことが大事」
ジャスミン・テイラー(16歳)
フロリダ州ジャクソンビル
「学校の教師に銃の所持を認めるという意見に関心がある」と、ジャスミン・テイラー。彼女はLEADという学生グループと共にフロリダ州ジャクソンビルから車でワシントンDCに来て、デモに参加した。「これは問題ではないし、効果もないと思う」と言い、テイラーは彼女の世代は立法府に政治的な圧力を欠け続けられると考えているらしい。「ここにいると示すことが大事なの」と。


教師たちも支持を表明
教師たちもデモ行進に参加し、独創的なプラカードを掲げている人が多かった(上のプラカードには「私たちの子供たちはあなたの銃よりも貴重だ」と書いてある)。
あるプラカードには「私は私たち全員を救ってくれる世代を教えている」と書いてあった。「国会のみんな、“銃”を“子宮”と改名したら、今度は子宮を法規制するのかい?」というものもあった。


世代を超えた問題
チャック&ベス・スクラウス
デトロイト
「これまでワシントンで行われたデモ行進に何度も参加したけど、これほど身近に感じた行進は初めてよ」とベス・スクラウス。銃規制の問題は「40年前からずっと気になっているわ。銃規制を実現するのは若い世代ね。彼らにはパワーがあるから」と続けた。



世界的な広がり
ビル・ブラウン
ペンシルベニア州ハリスバーグ
「普段は自宅でバスケットボールの試合を見ているけど、ここには来なきゃいけないって気になった」と、ハリスバーグから参加したビル・ブラウン。「子供たちの行動力と彼らが始めたことに感動したよ。それが地元から国全体へ、そして世界へと広がったんだから、本当にすごいことだ」と続けた。



「こっち対あっちという争いじゃダメだ」
キーリー・フェランド(14歳)
ワシントンDC
ワシントンの高校生が強烈なメッセージを掲げていた。「よく聞く問題の一つが、民主党vs共和党、僕たちvs彼らというように、二極化されていることだ」と、14歳のキーリー・フェランドが言う。彼は名門ジョージタウン・デイ・スクールの1年生。「でも、それは違うと思う。みんなの命が危険にさらされているんだから、あっち対こっちという問題じゃない。“全員が同じ問題を解決したい”であるべきだよ」と続けた。


「カーレンタル並みの手軽さで銃を買えちゃダメ」
ジャネット・ロドリゲス(39歳)
メリーランド州シルバースプリング
「強盗だった。そいつが彼の頭を撃ち抜いたの」と、ロドリゲスは1998年の父親の最期について教えてくれた。当時、彼女は19歳だったという。「銃を持っている悪人が多すぎる。カーレンタルと同じくらい手軽に銃を買えちゃダメなのに。本当に狂っているわ」と語った。


すべての犠牲者を忘れない
レキシー・ブラウン(16歳)、コリル・トリンブル(16歳)、マッディ・ケスラー(15歳)
ワシントンDC
「銃の暴力で亡くなった白人の犠牲者だけに焦点が当たるのは違うと思う」とトリンブルが言った(中央)。「これは共通部分を持つフェミニズムだし、すべてのことを平等に扱うことだ重要なの」と続けた。
この3人の高校生は、トランプが大統領に選ばれた直後に学校でストライキを経験して以来、地元で行われる抗議活動に参加している。ブラウン(左)が笑いながら「これが自分たちのソーシャルライフよ。すべてを求める努力が重要なの」と言った。

Translated by Miki Nakayama

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