キース・リチャーズ、NYチャリティーライブで「ハッピー」を披露

3月15日にニューヨークのビーコン・シアターで開催されたLOVE ROCKS NYCに出演したキース・リチャーズ(Photo by Taylor Hill/FilmMagic)

キース・リチャーズ、メイヴィス・ステイプルズ、スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンが、多数のスターが出演するチャリティー・コンサートLOVE ROCKS NYCで演奏した。

キース・リチャーズ、メイヴィス・ステイプルズ、スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲン、ルシンダ・ウィリアムス、ノラ・ジョーンズが、多数のスターが登場するLOVE ROCKS NYCに出演。年に一度のこのチャリティー・コンサートの第2回目が3月15日にニューヨークのビーコン・シアターで開催された。

ローリング・ストーンズのギタリストがフロントマンとなり、ゲイリー・クラーク・ジュニア、アイヴァン・ネビル、ハイ=リズム、スティーヴ・ジョーダンと共に、『メイン・ストリートのならず者』収録のロック曲「ハッピー」をパワフルに演奏した。

他にも、ZZトップのビリー・ギボンズ、エミルー・ハリス、ジギー・マーリー、ウォーレン・ヘインズ、アン・ウィルソン、トロンボーン・ショーティなどが参加。このイベントはNPO団体God’s Love We Deliverの資金集めを目的として行われる。この団体はニューヨーク都市圏在住の重病人に、生命維持を目的とした食料の調理と宅配、さらに栄養カウセリングを行っている。

今回のLOVE ROCKS NYCイベントは2回目で、ステージ上でのユニークなコラボレーションが目玉となった。メイヴィス・ステイプルズはフェイゲン、エイミー・ヘルム、マーク・コーン、イベントのためにオールスターで組まれたハウスバンドと共に、ザ・バンドの「ザ・ウェイト」を披露した。



このイベントの前に、ステイプルズはGod’s Love We Deliverの意義を説明し、このNPO団体の重要性を強調した。「彼らはこの活動に大きな情熱を注いでいます。(のっぴきならない事情があって)外出できない人たちを助けることが……すみません、涙をこらえられなくて」と、涙ながらに話した。

2018年のLOVE ROCKS NYCのチャリティー・コンサートのMCを務めたのはウーピー・ゴールドバーグ、ビル・マーレイ、ザ・ベーコン・ブラザーズ。提供はファッション・デザイナーのジョン・バルベイトス、グレッグ・ウィリアムソン。最後は、父ボブ・マーリーの「ワン・ラブ」をジギー・マーリーが演奏する中、出演者全員がステージに登場し、この曲の大合唱と共に幕を下ろした。

Translated by Miki Nakayama

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