ジミ・ヘンドリックス「レッド・ハウス」をプレイするバディ・ガイを見る

ビリー・コックスとエクスペリエンス・ヘンドリックス・バンドもブルージーな「アー・ユー・エクスペリエンスト?」を演奏

米人気番組「ジミー・キンメル・ライブ!」で、ビリー・コックスとエクスペリエンス・ヘンドリックス・バンドにバディ・ガイが加わり、ジミ・ヘンドリックスの12小節のブルース・クラシック曲「レッド・ハウス」を熱くプレイした。

お馴染みの白黒の水玉模様のシャツに身を包んだバディ・ガイは、高音が鋭く響く熱いソロを火炎放射のように弾き続けた。ジプシー・サン&レインボーズ、バンド・オブ・ジプシーズ、メンバーチェンジ後のジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスと、ヘンドリックスのバンドに参加し続けたコックスは、この夜、まるでヘンドリックスの魂とつながっているようなダークな歌声を披露した。

このパフォーマンスは、リリースされたばかりのヘンドリックスの新作『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』のプロモーションの一環として行われた。同作はアーカイヴ三部作の3作目となる。前2作は、2010年の『ヴァリーズ・オブ・ネプチューン』と2013年の『ピープル、ヘル・アンド・エンジェルス』。この三部作に収録された楽曲は、ギターに革新をもたらした1968年のアルバム『エレクトリック・レディランド』に続く次回作へ収録する意図で作られたものだった。

『ボース・サイズ・オブ・ザ・スカイ』には、マディ・ウォーター、スティーヴン・スティルス、ギター・スリム、ジョニ・ミッチェルのカバー曲の他に、ヘンドリックスのオリジナル曲が9曲収録されている。コックスも、スティルス、ギタリストのジョニー・ウィンター、ドラマーのバディ・マイルズ、エクスペリエンスのオリジナル・メンバーのミッチ・ミッチェル、ノエル・レディングと共にこのアルバムで演奏している。

「レッド・ハウス」はジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの1967年のデビュー・アルバム『アー・ユー・エクスペリエンスト?』に収録されていた。

Translated by Miki Nakayama

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