ブラック・パンサー敵役、アカデミー賞のスピーチを受け「多様性」を主張

(Photo by Maury Phillips/Getty Images for NAACP )

『ブラック・パンサー』で敵役を演じたマイケル・B・ジョーダンは、自身の制作会社Outlier Society Productionsが制作する今後のすべてのプロジェクトに社会的包摂条項を加えると発表した。

『クリード チャンプを継ぐ男』や『ブラック・パンサー』に出演してている、マイケル・B・ジョーダンの制作会社Outlier Society Productionsが今後制作するすべてのプロジェクトの契約書に社会的包摂条項(Inclusion Rider)を盛り込むことを発表したと、バラエティ誌のオンラインサイトが報じた。

この発表は、3月4日のアカデミー賞授賞式で最優秀主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドが受賞スピーチ内で行った説得力のある嘆願に呼応する形で発表された。「みなさま、今夜ここに2つの言葉を残したいと思います」の後にマクドーマンドが続けた。「社会包摂条項(Inclusion Rider)です」 この「社会的包摂条項」は、俳優が契約書に盛り込むことのできる条項で、自分が参加する作品にかかわるキャストやスタッフに人種・性別・文化などの面で一定の多様性を要求するものだ。例えば、キャストとスタッフの総数の50%は多様な人々にするといった条件を指定できる。

3月7日にジョーダンはこのニュースをInstagramで発表した。ジョーダン、Outlierの制作開発部門の責任者アラナ・メイヨ、ジョーダンが所属するウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテインメント社のエージェントのフィル・サンが写った写真が添えられたポストで、ジョーダンは「この社会的包摂の実現を目指して闘う男女を支援するために、自社Outlier Societyで制作する今後の作品すべてにこの社会的包摂条項を加えることにする」と明記した。「キャリアを始めた頃からずっと今まで、パワフルで有能な有色の女性や人々と仕事する機会に恵まれてきた。今後も才能ある人々が前進できる環境を提供し続けることがOutlierのミッションである」と。

『ブラック・パンサー』で敵役を演じたジョーダンが制作会社を設立したのは2016年。ジョーダンはHBOで5月に放送開始される『華氏451』で主演している。また、近日公開予定の『クリード チャンプを継ぐ男』の続編でもアドニス・ジョンソン役を再演している。

Translated by Miki Nakayama

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