「ウォーキング・デッド」シーズン8の後半開始前に知っておくべき7つのこと

日本時間2月26日(月)からシーズン8後半が始まる「ウォーキング・デッド」(photo by Gene Page/AMC)

日本時間2月26日(月)、いよいよ「ウォーキング・デッド」シーズン8の後半戦がスタートする。リック達は今?そしてカールに何が起きたのか?「新たなる戦い」の前に、シーズン8前半のおさらいをしよう。

※本記事はシーズン8前半のネタバレ要素を含んでいます。

どんなにあなたが熱心な「ウォーキング・デッド」ファンでも、いよいよ再開するシーズン8後半(日本時間2月26日放送)を迎えるにあたり、昨年秋の前半終了時に起きた最悪の出来事をつい思い返してしまうのは無理もないことだろう。番組のプロデューサーであり、作家、そして前制作総指揮であるスコット・M・ギンプルは、シーズン8後半のエピソードを、リック・グリムス及びアレクサンドリア連合がニーガン及び救世主軍に挑んだ戦いの「たった数日間」に充てることを決定した。

シーズン8は中盤に差し掛かると、週を追う毎に、この「全面戦争」とともに物語が加速した。しかし、ウォーキング・デッドファンにとって、”スローな展開”は作品に対する微妙な心境の変化をもたらしているようだ。

スローな展開あり、血みどろで徹底的に不快な展開あり、そしてリック一味が、暴君、恐怖、そして時折のウォーカーの脅威(笑)といかに戦って生き抜くかの重要な展開あり。この記事を読んで、シーズン8の深みにもう一度どっぷりとハマる準備をしよう。ここまでの厄介な展開が、更に厄介になること間違いなしだ。以下にまとめた、ローリングストーン誌による7つのおさらいをチェックしてみよう。

1. カールのトラブル、リックの怒り

シーズン8前半の最終話、リックはアレクサンドリアに戻り、地下壕に隠れている仲間たちを発見。彼らは皆、リックの息子であるカールがウォーカーに腹を噛まれた事に言葉を失っていた。(しかしながら、シーズン後半の予告編ではこのティーンの最終的な運命に既に触れている。視聴者は事の顛末を春の終わりまで待つことはなさそうだ)しかし、同じく重要なのは、現在リックが仲間たちからの信頼を失いつつある、という最悪の状況下にある事だ。恐れ知らずのリーダーは、救世主軍の本拠地である「聖域」に包囲網を作り、更に複数の拠点を奇襲するという作戦を掲げるが、ダリルやタラは作戦の実行を待ちきれず、更に強い復讐の念も加わり、焦り早まった行動に出てしまう…という悪い展開。
結果として敵である救世主軍は聖域から脱出、アレクサンドリアは炎に包まれ、更にカールまで…。そう、シーズン前半の最終話、カールは衰弱しはじめていた。新たなる開戦の前に、連合軍はこうなってしまった要因を改めて考えなければならないだろう。

2. エゼキエルの新たなる目覚め

シーズン8前半の最大の失望は、本作内での最も愛すべき存在の一人、優しく、派手で、演劇じみたエゼキエル王に関してだろう。王は愛する虎(残念!)と多くの兵を失った事で戦場から退いてしまった。以来、王は失意に打ちひしがれ、彼を信じた民衆を失望させてしまったという罪の意識に心砕かれてしまっていた。輝ける王のファンたちにとっては、彼がキャロルやモーガンなど「劇中のクールなヒーロー達が以前辿ってきたような運命に向かうのではないか」「何ヶ月にも渡りふさぎ込んだり、役立たずになってしまうのではないか」と心配しただろう。しかし前半の最終回、王は立ち上がり、救世主軍の追っ手と戦う部下たちを救い出す。これはあの素晴らしきエゼキエル王が、この後失意から這い上がってくるかもしれない、という良い兆候だ。

Translated by Takaspecial

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