「ウォーキング・デッド」シーズン8の後半開始前に知っておくべき7つのこと

3. 強くなったマギー

間も無く母になるマギー・グリーンは、出産が近づきますます母親らしくなり、ヒルトップ全体が彼女の保育所かの様になろうとしていた。しかしながら「たとえ敵の捕虜であっても、彼らを匿い、食事を与えるべき」というジーザス(ポール・ロビア)の強い主張には黙って同意していた。
新たなリーダー、マギーは捕虜を柵の中に収監し、同じ敷地内で彼らと一緒に暮らすという、まさに命に関わる脅威と共に生きねばならなかった。彼女は既に救世主軍の捕虜の一人を処刑し、宿敵であるニーガンに加担したという理由でヒルトップの前リーダーであったグレゴリーを捕虜と同じく収監したのだった。マギーは怒りに満ち、自分達の領地であるヒルトップを守るためであれば、もはやリックの命令に従う必要はないのではないかと思い始める。
彼女が置かれる状況はこのあと数週後には更に激しく、そして興味深いものになるだろう。

4. ユージーンは?

シーズン8の筋書きの大きな成果として、快適と安全を引き換えにニーガンに寝返った”臆病なる天才”ユージーン・ポーターの存在感が増した事が挙げられよう。しかしながら彼はまだ自分は良い人間だと思い込み、可能な範囲内でかつての仲間を助けることもあった。シーズン前半の終わり、我らがマレットヘアー(襟足の長いあの髪型)の彼は、ウォーカーに包囲された救世主軍の拠点、聖域から彼らを脱出させる作戦を考え出す。一方で、彼はゲイブリエル神父がカーソン医師と共に聖域を脱出することを助けたりもする。
さて、我らがユージーン・ポーターは再びヒーローになるのか、それとも寝返ったままの悪党であり続けるのか?
この質問に対する最終的な回答ができない、ということが、この”多弁な日和見主義者”ジョシュ・マクダーミット演じるユージーンの出演シーンに更なる緊張感を与えている。

5. 連合軍は(そして救世主軍も)危機的な散開状態

もし全てがリックの作戦通りに進めば、聖域は飢えから降伏し、ニーガンは公開処刑、そして救世主軍の全ての基地からは食料、薬、武器が奪われていたことだろう。これらを成し遂げるために、我らが英雄たちは団結し、別々のミッションを持ったチームに分かれた。しかしこの結果、数エピソード前に全てが悪い方向に動き出し始めた時、コミュニケーション不足とマンパワー不足が連鎖的に問題を悪化させてしまった。
良いニュースがあるとすれば、リックの施した残忍な包囲網から抜け出すことに成功したニーガンと救世主軍ではあったが、今のところその数は減少、そしてそれぞれが孤立していることだろう。だが彼らはまた集結する。しかしそれは我らがヒーロー達も同じこと。ダリルは言った「皆が集結した時、俺たちは奴らにとってかつてない悪夢になるだろう」と。

Translated by Takaspecial

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