ストロークスのメンバー、G・ハリスンの名曲をアレンジしたXマスソングを発表

(Photo by Santiago Bluguermann/LatinContent/Getty Images)

ザ・ストロークスのアルバート・ハモンドJr.が手がけた「リトル・ボーイ・ザット・サンタ・クロース・フォーガット」のリメイク作品にジョージ・ハリスン「マイ・スイート・ロード」のコーラスが使用された。



1937年に作曲され、ヴェラ・リンとナット・キング・コールによるヴァージョンにより人気のクリスマスソングとなった「リトル・ボーイ・ザット・サンタ・クロース・フォーガット」のアルバート・ハモンドJr.によるリメイクが、Amazonによる年一度の配信限定企画「Indie For The Holidays」の一曲として制作された。曲中のコーラスではジョージ・ハリスンが70年に発表したヒット曲「マイ・スイート・ロード」のヴォーカルを使用している。

この曲は、チェロとアコースティックギターによるトラック上で”サンタクロースに忘れられた小さな男の子、彼は多くを求めていた訳ではないのに”とハモンドJr.が感情を込めて優しく歌いかけるパートに続いて“少年はサンタへのリクエストとして兵隊の人形と太鼓を紙に書いた/サンタが来なかったと知ったとき、少年の心はとても傷ついた”この後のパートで ドラムが入り、ヴォーカルのハーモニーがジョージ・ハリスンの名曲のサビをなぞり、その後に元のヴァースに戻るという構成になっている。

「Indie For The Holidays」シリーズでは冬の名曲を、 ケヴィン・モービー(「ブルー・クリスマス」)、ベスト・コースト (「リトル・セイント・ニック」)、レモン・ツイッグス (「コヴェントリー・キャロル」)、ジェフ・ザ・ブラザーフッド (「ブリジッズ・フレイム」)やジェシカ・リー・メイフィールド (「トゥー・ヘック・ウィズ・オレ・サンタ・クロース」)  等18組のインディ・ロックのアーティストがカバーした曲をプレイリストに収録し、12月1日に配信開始されている。

アルバート・ハモンドJr.は彼のソロ最新作であるサード・アルバム『モーメンタリー・マスターズ』を2015年にリリースしており、ストロークスとしてはセカンド・EPである「フューチャー・プレゼント・パスト」を2016年リリースしている。

Translated by Hiroshi Takakura

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