スティング、ロックに回帰した新曲『アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー』

新曲『アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー』を演奏するスティング。

『アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー』は、元ザ・ポリスのフロントマン、スティングのニュー・アルバム『ニューヨーク9番街57丁目』に収録される。

スティングが、バンドメンバーとレコーディング・スタジオで演奏を楽しむ(スティングは屋根にまで登ってしまう)姿がMVに収められた新曲『アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー』は、ニュー・ソロ・アルバム『ニューヨーク9番街57丁目』に収録されている。MVの監督を務めたのは、ロバート・フランシスとジェイソン・ムラーズのMVを制作したジェフ・コフマン。本作は、ザ・ポリスのフロントマンだったスティングが、ジャズに影響を受けたミュージカル『The Last Ship』をはじめとしたクラシカルな作品の数々を経て、久々に制作した純粋なロック・アルバムで、11月11日にリリースされる。

本アルバムの制作に際し、スティングはいつものバンドメンバーであるザ・ラスト・バンドレーロスのギタリスト、ドミニク・ミラー、ドラマーのヴィニー・カリウタ、ジョッシュ・フリーズを招集した。スティングによると、アルバムは数週間のうちに自然に完成したという。

「音楽作りは、未知のものを探し求める旅みたいなものなんだ」と、スティングは語っている。「このアルバムはエネルギッシュで騒がしいところに行き着いたけれど、同時に気持ちのこもった作品にもなったよ」。

アルバム『ニューヨーク9番街57丁目』は、CDとレコードと並行してデジタル配信もされる予定。デラックス版には、『アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー』のLAヴァージョンを含む、3曲のボーナストラックが収録される。その他の2曲は、ザ・ラスト・バンドレーロスと演奏したザ・ポリスのライヴ・ヴァージョン『ネクスト・トゥ・ユー(ライヴ・アット・ロックウッド・ミュージック・ホール)』、『インシャラ(ベルリン・セッションズ・ヴァージョン)』となる。スーパー・デラックス版には、スティングによるライナーノーツ、スティングのインタヴューと『ネクスト・トゥ・ユー』のパフォーマンスや写真が収録されたDVDも付いてくる。

Translation by Sahoko Yamazaki

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