ザ・キラーズが歌う、ボブ・ディラン『風に吹かれて』のカヴァーを聴く

(Photo by Rob Loud/WireImage)

ザ・キラーズのブランドン・フラワーズは、レイク・タホ・サミットでボブ・ディランに敬意を示すパフォーマンスを披露。

レイク・タホ・サミットは、連邦、州、地域のリーダーがカリフォルニア州とネバダ州の州境にまたがるタホ湖周辺の自然環境の維持を目的として毎年開催されている。Stereogumによると、今年は、ザ・キラーズがコンサートを行い、ボブ・ディランの『風に吹かれて』をカヴァーしたという。

ザ・キラーズによるディランのクラシックのカヴァーは、逞しい軍隊風のドラムのビートに乗せて、ブランドン・フラワーズのヴォーカルから始まった。最初のヴァースを歌い終えた頃から残りのバンドが演奏を始め、曲の中間部分はデリケートなギター・ソロの見せ場となった。

ザ・キラーズは時折、ライヴ・ショーのなかでカヴァーを演奏する。過去には、イギー・アゼリアの『ファンシー』やキングス・オブ・レオンの曲を、自分たちの目的に合わせてアレンジしている。フラワーズも、ニュー・オーダーの『ビザール・ラヴ・トライアングル』をバーナード・サムナーと演奏したり、ザ・プリテンダーズの『ドント・ゲット・ミー・ローング』をクリッシー・ハインドと演奏したりしてきた。

ザ・キラーズはネバダ州の出身で、このサミットの目的と個人的にもつながっている。彼らのコンサートを主催したのは、ネバダ州上院議員ハリー・レイド氏で、レイド氏は年末には上院から引退する。レイク・タホ・サミットの基調演説はオバマ大統領が行った。



http://www.universal-music.co.jp/killers/

Translation by Kise Imai

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE