ウィノナ・ライダー、トム・ウェイツの子どものベビーシッターをしていた

トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に出演したウィノナ・ライダー。

「彼は報酬の20ドルを持っていなかったから、代わりにアルバム『フランクス・ワイルド・イヤーズ』のTシャツをくれたのよ」と、ウィノナ・ライダーがトム・ウェイツの子どものベビーシッターをしていた記憶を振り返った。

NetflixのSFホラー・ドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出演中のウィノナ・ライダーが、トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に登場し、新たなシーズンを迎えた同ドラマについて、女優としてのキャリアを築く以前の話などを語った。15歳で銀幕デビューを飾ったライダーは、いわゆる9時〜5時の仕事に就いたことがないらしい。ライダーは「"プロフェッショナルな見物人"になろうかと思ったこともある」と奇妙な冗談を飛ばしながら、知らずにトム・ウェイツの子どものベビーシッターをしていたという思い出話を振り返った。

「14歳くらいの時、友達とベビーシッターの仕事に行ったのだけど、誰の子どもかは知らなかったの。子どもたちはとても小さくてかわいかったわ。そこに私のヒーロー、トム・ウェイツがやってきたの。彼らはトム・ウェイツの子どもだったのよ」とライダーは回想する。「彼はその時ちょうど舞台をやっていて、報酬の20ドルを持っていなかったから、代わりにアルバム『フランクス・ワイルド・イヤーズ』のTシャツをくれたのよ・・・私は興奮して声も出なかったわ」。

ライダーがティム・バートン監督作『ビートルジュース』で女優デビューを果たす前年、1987年にウェイツのアルバム『フランクス・ワイルド・イヤーズ』はリリースされた。その4年後、アルバム『ソードフィッシュトロンボーン』で知られるウェイツと、ウェイツのたった一度きりのベビーシッターのライダーは、フランシス・フォード・コッポラ監督によるホラー映画『ドラキュラ』の共演で再会を果たしたのだった。


ライダーがトム・ウェイツの子どものベビーシッターをしていた経験を語る動画はこちら。


ライダーが『ストレンジャー・シングス 未知の世界』について語る動画はこちら。

Translation by Sahoko Yamazaki

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