セレーナ・ゴメスが休業宣言、持病の治療に専念

セレーナ・ゴメスは、持病ループス(全身性エリテマトーデス)の副作用である「不安やパニック発作、抑鬱症状」の治療に専念するために活動を休止することを考えている。

女優であり歌手のセレーナ・ゴメスが音楽活動を休止し、全身性エリテマトーデスの治療に専念することを発表。

1年前に自己免疫疾患の一種であるループス(全身性エリテマトーデス)の診断結果を受けてから、セレーナ・ゴメスは活動を休止し、「不安やパニック発作、抑鬱症状」を含むこの病気の副作用の治療に専念しようと決めていた。彼女は最近、セカンドアルバム『リバイバル』のプロモーションの一環である世界ツアーを終えたばかりだ。

彼女は『People』誌で、自身の出した結論を次のように語っている。「私は、自分自身の健康と幸福を維持することに専念したいと思い、しばらく活動を休止することが最良の選択であるという結論に至りました。最高の自分であるために、最善を尽くしていることを保証するためにも、私はこの病気に正面から取り組む必要があります。このことをシェアすることによって、自分一人ではないと思っています。皆さんに、それぞれの問題に取り組む勇気を与えられることができれば、と願っています。」

ゴメスは、アルバム『リバイバル』をリリースする前に自己免疫疾患と診断されていたことを明かし、アルバムを発表する前にしばらく活動を控え、化学療法を受けていたと語った。「一般的に、抑鬱症状や不安、パニック発作がループスの副作用であることはあまり知られていません」とゴメスは語る。ループス・リサーチ・アライアンスの共同CEO兼共同社長のケネス・M・ファーバーは、『People』誌に「セレーナが自身の健康を大切にし、病気が時として正しく理解してもらえないということに、気づきをもたらせてくれたことを誇りに思います」とコメントした。

アルバム『リバイバル』の収録曲『グッド・フォー・ユー feat. エイサップ・ロッキー』が世界中で話題となったゴメスは、今夏初旬に同アルバムの世界ツアーをサポーティング・アクトのDNCEと共に開催した。最近ゴメスは、映画『Neighbors 2: Sorority Rising(原題)』、映画『The Fundamentals of Caring(原題)』に出演した。彼女はまた、ジェームズ・フランコ監督・主演のドラマ『In Dubious Battle(原題)』に、ナット・ウルフ、ロバート・デュヴァル、ブライアン・クランストンらと共に出演する。ゴメスはさらに、米Freeform局と組み、ラテンアメリカ版『Empire 成功の代償』のプロデュースを計画している。

Translation by Yuka Ueki

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