リアーナ、VMAでマイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞を受賞:「故郷のみんなはきっと誇りに思ってくれてる」

ビデオ・ヴァンガード賞を受賞したリアーナ。 (Photo by Michael Loccisano/Getty Images)

特別賞であるマイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞を受賞したリアーナ、VMA授賞式ではダンスたっぷりのパフォーマンスを披露。

リアーナのミュージック・ビデオの巧さが、2016年のMTVビデオ・ミュージック・アワードのテーマだ。今年、このバルバドス出身のポップ・シンガーは、特別賞であるマイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞の受賞者となった。リアーナは、この授賞式のショーで、さまざまなジャンルの音楽を讃える4つのメドレーを披露した。

リアーナは、ダンス・メドレーでこのショーの幕を開けた。彼女の持ち歌のなかからアップテンポでヘヴィーなビートのヒット曲を並べ、素早く切り替えて演奏した。メドレーには、『ドント・ストップ・ザ・ミュージック』や『オンリー・ガール(イン・ザ・ワールド)』のほんの一部と、『ウィー・ファウンド・ラヴ』や『ホエア・ハヴ・ユー・ビーン』の一節が含まれていた。リアーナは、ピンクの衣装をまとわせたダンサーのグループを引き連れ、統一感のあるパフォーマンスを披露。

2曲目は、カリビアン・ミュージックへのオマージュを重ね合わせたダンスホール向きのメドレーで、ダンサーのスクラムに導かれて登場。ラガマフィン色の濃い、『ルード・ボーイ』と『ホワッツ・マイ・ネーム』のそれぞれの一部を演奏した後、2016年のスマッシュ・ヒット『ワーク』へとなめらかに移った。

次のセットは『ニーデド・ミー』の独唱からスタート。何度か音程を外したが、リアーナの背後のライトがフラッシュしながら、激しいアレンジの『プア・イット・アップ』に移っていくと、そんなことは帳消しとなった。

そしてこのセクションを、『ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー』の演奏で締めくくった。この曲が終わりに近づくと、カメラはこのシングルをプロデュースしたカニエ・ウエストの笑顔を捉えた。

一連のパフォーマンスの最後の演奏では、持ち歌の中から痛切なバラードに的を絞り、ストリングス・セクションと数人のホーン・プレイヤーの助けを借りながら、『ステイ』、『ラヴ・オン・ザ・ブレイン』と『ダイヤモンズ』を歌い上げた。ドラマティックなエンディングの後、歌姫リアーナはタキシード姿のドレイクからヴァンガード賞を授与された。

Translation by Kise Imai

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