コールドプレイ、新作MVでメキシコ・シティを自転車で駆け抜ける

コールドプレイが公開した『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』の新作MVには、全席完売したメキシコ・シティでのコンサートが映し出されている。(Photo by Timothy Tai for The Boston Globe via Getty Images)

スーパー8のフィルム映像が捕らえた、コールドプレイの今年4月からの全席完売のラテン・アメリカ・ツアー。

コールドプレイは、2015年発表のアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』のタイトルチューンの新作MVを公開した。マルクス・ハネー監督によるこのビデオは、完売となったコールドプレイのラテン・アメリカ・ツアーのうち、今年4月に行われたメキシコ・シティでのコンサートの模様を撮影したものだ。

このMVは、チャーリー・チャップリンの映画『独裁者』の高潔な演説のサンプリングで始まる。コールドプレイの最近のコンサートのオープニングでも使われているこの演説は、ドナルド・トランプの偏向発言を受けて、この数ヶ月、クチコミで再び脚光を浴びている。

スーパー8のフィルムがメキシコ・シティの街を自転車で駆け抜けるコールドプレイを捉える中、チャップリンの声がこの曲の軽快なビートへと導いてゆく。クリス・マーティンと仲間たちの自転車は、完売となったコンサートの舞台、フォロ・ソル・スタジアムへと向かう。ここでカメラは、熱狂と紙吹雪に包まれたコールドプレイのライヴ・パフォーマンスへと切り替わる。

カラフルで目を奪われる『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は、コールドプレイの新作アルバムからの最新MVとなる。同アルバムからのMVにはこれまでに、独創的な『アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム』や『アップ&アップ』、ビヨンセをフィーチャーした『ヒム・フォー・ザ・ウィークエンド』などがある。

Translation by Kise Imai

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