グリーン・デイの隠れた名曲、人気ベスト10

9位『プリング・ティース』

『プリング・ティース』では、男性ナレーターがガールフレンドに繰り返し殴られるという虐待関係について探究している。この暗い曲はビーチをイメージさせるメロディに乗せられており、そのサウンドは、アルバム『ニムロッド』に収録されている、もっと幸せな雰囲気の曲『リダンダント』でさらに深められていった。

8位『フー・ロウト・ホールデン・コールフィールド』

この曲は、J・D・サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』の主人公からインスピレーションを受けて作られたものである。曲の語り手がやる気を失い、意欲や記憶力を失ったことに次第に不満を感じていくなか、グリーン・デイが無気力症について分析する。

7位『ギヴ・ミー・ノヴァカイン』

アルバム『アメリカン・イディオット』のほとんどは、ジーザス・オブ・サバービアの薬物依存についてそれとなく触れており、セイント・ジミーは彼をさらに深い暗闇に突き落とそうとする悪魔のようなものとして機能している。『ギヴ・ミー・ノヴァカイン』は、彼の依存症という問題をさらに深く追究した曲で、このパンク主体のアルバムのなかで唯一のパワーバラードだ。

Translation by Shizuka De Luca

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