スティーヴン・タイラー、SNSでディズニー・ワールドに反撃:「おれに中指を突き立てるとは」

スティーヴン・タイラーはディズニー・ワールドが"ロックンローラー・コースター"に登場するタイラーのハンドサインを削除したことに対し反撃した。(Photo by Richard Gabriel Ford/Getty Images)

スティーヴン・タイラーは、ディズニー・ワールドが"ロックンローラー・コースター"に登場するタイラーのハンドサインを削除したことに対し、「おれに中指を突き立てるとは」とSNSに書き込んだ。

エアロスミスのスティーヴン・タイラーがディズニーに反撃した。考えつく限りもっともバカバカしい方法で。ウォルト・ディズニー・ワールドが、エアロスミス演出のジェット・コースター・アトラクション"ロックンローラー・コースター"内で17年前から上映しているイントロ・ムービーに映っていた、タイラーの卑猥なハンドサイン"ショッカーサイン"(性的な要素の極めて強い卑俗なジェスチャー)を削除したことに対する反撃である。「おれはショックだ」とタイラーはFacebookに書き込んだ。「まったく最高だね。ウォルト・ディズニーがおれに中指を突き立てるとは。17年も経った後にだぜ。来週会おうな。ディズニーの最もイカしたジェットコースターにこれを捧げる」。



音楽系WEBサイト、アルティメイト・クラシック・ロックによると、タイラーは寄り目でメガネをずらし、"FUCK"と書かれた帽子をかぶってショッカーサインをした写真も投稿している。その後のTwitterにも写真を載せ、「このサインは一体どういう意味だと思う? この帽子が動かぬ証拠か?」とディズニーに問いかけ、「来週会おうぜ」と煽っている。

問題となっているハンドサインは、フロリダ・ベイレイクにあるディズニー・ハリウッド・スタジオに1999年に建設された"ロックンローラー・コースター"のイントロ・ムービーに登場する。映像は、レコーディング・スタジオのエアロスミスが観客に語りかけるスタイルで、タイラーは彼らのマネージャーにバックステージ・パスを配るよう指示している。WEBサイト、インサイド・ザ・マジックが報じたところによると、その"男たちの間で90年代に流行ったサイン"とされる性的なハンドサインが、デジタル処理で削除されたという。

タイラーは最近、初のソロ・カントリー・アルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』をリリースしたばかり。6月には、ハワード・スターンに同アルバムのことと、2017年にラストツアーを行う予定があると話している。「おれはバンドが本当に好きだ。この件に関して心配はいらない。"さよならツアー"をやるのはやる必要があるからだ。まだやっていないからね」。

Translation by Sahoko Yamazaki

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