レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパーの『スター誕生』リメイク版に主演

レディ・ガガは、リメイク版『スター誕生』に主演し映画の為の楽曲も手掛ける。本作は、ブラッドリー・クーパーの監督デビュー作としても注目されている。 (Photo by Christopher Polk/Getty Images)

オリジナル版の公開から4回目のリメイクとなる本作で、ガガは主演と楽曲を手掛ける。

古典ミュージカル映画『スター誕生』のリメイク版にレディー・ガガが主演し、作品中で新曲を披露することをDeadlineが報じた。本作はブラッドリー・クーパーの監督デビュー作であり、またクーパー自身もガガと共に主演を務めることで注目を集めている。

何年にもわたり、レディー・ガガは映画『シン・シティ 復讐の女神』、映画『マチェーテ・キルズ』、第73回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞を獲得したドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』など、数多くの作品に出演してきたが、『スター誕生』は彼女にとって初の主要な役柄を演じる長編映画作品となる。

リメイク版『スター誕生』は、当初クリント・イーストウッドの監督でビヨンセを主演に何年も進行していた。しかし、ビヨンセの妊娠や撮影のスケジュールにより、最終的に彼女は映画を降板し、プロジェクトも行き詰っていた。

やがてクーパーが自身の監督デビュー作として同作に注目し、2015年に米ワーナー・ブラザースと監督を引き継ぐ契約を交わした。再びビヨンセを起用することに失敗した後、クーパーはスクリーンテストで共演した際に、ワーナー幹部が好印象を抱いていたレディ・ガガに注目した。

クーパーは監督に加え、ウィル・フェッターズ(映画『かけがえのない人』、映画『一枚のめぐり逢い』)と共に脚本も手掛ける。撮影は2017年の上旬に開始される見込みだ。

クーパーの『スター誕生』は、1937年にオリジナル版が初めて上映されてから4度目のリメイク作品となる。ベースとなる物語は、スターとしてのキャリアを開花させるために手助けをする、一人の失敗した役者を中心に展開する。1937年のオリジナル版はデヴィッド・O・セルズニックが監督し、ジャネット・ゲイナーとフレドリック・マーチが主演を務め、また決定的な作品となった1954年のバージョンでは、ジュディ・ガーランドとジェームズ・メイソンが主演した。一方、バーブラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソンは1976年のリメイク版に出演した。

Translation by Yuka Ueki

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