レッチリ、ミュージック・ビデオ 人気ベスト10

7位『ダニ・カリフォルニア』

メンバーがエルヴィス・プレスリー、グレン・ダンジグ、カート・コバーン等に扮する『ダニ・カリフォルニア』のミュージック・ビデオ

メンバーがエルヴィス・プレスリー、グレン・ダンジグ、カート・コバーン等に扮する2006年作のこのビデオは、ロックの歴史をなぞるような内容となっている。また終盤に登場する彼らのトレードマークともいえる衣装の数々は、バンドの持つ長い歴史を感じさせる。

6位『ソウル・トゥ・スクイーズ』

『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』のB面曲として発表された『ソウル・トゥ・スクイーズ』は、後に映画『コーンヘッズ』のサウンドトラックに収録された。

後に映画『コーンヘッズ』のサウンドトラックに収録されたこの曲は、『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』のB面曲として発表された。旅するサーカス団とともに、メンバーが様々な奇行に興じるこのミュージック・ビデオは、クリス・ファーレイがカメオ出演するなど、映画へのオマージュという側面を持っている。


5位『スカー・ティッシュ』

ステファン・セドゥナウィと再びタッグを組んだ『スカー・ティッシュ』のミュージック・ビデオ

『ギヴ・イット・アウェイ』のビデオで監督を務めたステファン・セドゥナウィと再びタッグを組んだ本作の主役は、見事に復活を遂げたギタリストのジョン・フルシアンテだ。ひどい傷を負った満身創痍のメンバーたちは、ジョンが運転する車で砂漠を旅する。砂嵐が吹き荒れる荒野で、フルシアンテが壊れたギターをかき鳴らすシーンは、間違いなく本作のハイライトだ。

4位『アンダー・ザ・ブリッジ』

バンドの名バラード『アンダー・ザ・ブリッジ』の世界観を、ドリーミィで目がくらむようなビジュアルで表現してみせたガス・ヴァン・サント

自身の監督作『マイ・プライベート・アイダホ』にフリーを起用したガス・ヴァン・サントは、バンドの名バラード『アンダー・ザ・ブリッジ』の世界観を、ドリーミィで目がくらむようなビジュアルで表現してみせた。ロサンゼルスの街をうろつき、そして演奏するメンバーたちを照らし出す紫、青、緑といった色の洪水は、孤独と薬物への依存を歌った同曲の感傷的なムードを一層引き立たせている

Translation by Masaaki Yoshida

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