ルー・リードやマドンナ、ビースティ・ボーイズなど、80年代を貴重なポートレートで振り返る



(C)Laura Levine

クリスジー・ハインドとイギー・ポップ(ニューヨーク、1987年)
これは1987年に雑誌『Details』の特集記事のために撮影した写真で、私のお気に入りのアウトテイクのひとつです。私はイギーとクリスジーがお互いを称賛していると聞いていたので、お互いの相手が誰か分かった時点で、彼らに撮影を承諾してもらうのは容易いことでした。ラジオシティで行われた大きなショーの夜に酷い風邪を引いていたにも関わらず、クリスジーは正真正銘の役者で、そしてイギーは疑いの余地なく彼女の恋人でした。真実と明かすと、彼らは一緒に働けることにとても興奮していました。私が同じ部屋にいることに気づいているのかも怪しいくらいです。この写真はあるべき姿よりも淫らな感じがしますが、実際のところ、私のアパートのリビングにいた彼らは、まるで幸せに遊んでいる子犬のようだったのです。


(C)Laura Levine

マドンナ(ニューヨーク、1982年)
1982年、アンディ・ウォーホルが創刊した雑誌『インタビュー』で、マドンナという名前の新人歌手の撮影を依頼されました。彼女はファースト・シングル『エヴリバディ』のリリースを間近に控えていました。彼女は飛行機を4本乗り継いで、チャイナ・タウンにある私の安アパートに1人でやってきました。彼女はとても一緒に仕事がしやすく、まるでプロのように方向性を理解していました。撮影用の背景幕に包まって叫んでいるようなふりをして、というような馬鹿げたリクエストにも、彼女は実に頑張って答えてくれました(もちろん、全ては良い写真を撮るためです!)。


(C)Laura Levine

ジョーン・ジェット(ニューヨーク、1981年)
彼女はシャンパンボトルと小規模の側近、満面の笑みをたたえてやって来ました。私は彼女の連れてきた集団を私の小さなベッドルームに移動させ、ドアを閉めて気をそらさずに撮影に集中できるようにしました。撮影が終わる頃にはシャンパンのボトルは空になり、疲れてクタクタ(でも嬉しそうに)になった私の猫のチャーチカが彼女の手を引っかきました。そして私は、このとてもクールな少女の素晴らしいポートレートを何枚か撮ることができました。



Translation by Yuka Ueki

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