スパイス・ガールズの『ワナビー』、国連が世界の女性へ向けリメイクMVを制作

世界中の女性アーティストが国連のキャンペーン『グローバル・ゴールズ』の一環として、スパイス・ガールズの大ヒット曲『ワナビー』をリメイクし、女性をエンパワーするミュージック・ビデオを制作した。

国連のキャンペーン『Global Goals(キャンペーンのハッシュタグは、#WhatIReallyReallyWant)』の活動の一環として、スパイス・ガールズの『ワナビー』のミュージック・ビデオをリメイクした。

1996年にリリースされたスパイス・ガールズのガールパワーが炸裂するヒットソング『ワナビー』が、国連のキャンペーン『Global Goals(キャンペーンのハッシュタグは、#WhatIReallyReallyWant)』を代表する曲として復活。同曲をリメイクしたミュージック・ビデオは、世界中で活躍する女性アーティストが出演し、少女たちへの暴力、平等な教育の欠如、児童婚のような世界の若い女性に影響を与える問題に焦点を当てている。


ミュージック・ビデオの出演者には、インド・ボリウッド女優のジャクリーン・フェルナンデスや、ナイジェリアを拠点に活動する歌手のシーイ・シェイ、南アフリカ出身のヒップホップアーティスト、ジジ・ラーメインとモノエア、米国出身ダンサーのローレン・トンプソン、英国のヒップホップグループM.O.、カナダ出身のダンサー、テイラーハタラなどが名を連ねる。


元スパイス・ガールズメンバーのヴィクトリア・ベッカム(ポッシュ)やメラニー・チズム(スポーティー)は、『ワナビー』が同キャンペーンで使用されることを支持している。ベッカムは、『ワナビー』がリリースされてから今年で20周年を迎えることを言及し、メル・Cは同曲がキャンペーンで使用されることについて、ツイッター上で「嬉しく光栄なこと」とコメントしている。

Translation by Yuka Ueki

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE