トム・モレロ、「レイプ犯みたいな奴を選ぶな」とトランプ批判ソングを紹介

「今まで多くの人たちが抑圧に対抗するためにそうしてきたように、今の時代の俺たちも前に突き進んでいこうとしているんだ。ガスリーの歌詞はいろいろな時 代の状況を写し出すスナップショットのような役割を果たしている。別の時代や今の時代の俺たちを写し出し、抑圧を感じる環境としてだけではなく、政治的、 社会的、経済的な変化を求めて戦うための場所として長い間機能してきた、街頭や職場、賃貸住宅などの場にアメリカ国民が集う様子を写し出しているんだ」。



「ウディ・ガスリーはアメリカのことを熟知していたわ」とディフランコは述べている。「アメリカ中を旅して理解したのね。そして、アメリカを愛し、アメリカのために尽くした。彼がお墓から這い出て、アメリカ史上最大級の脅威について私たちに警告するべきタイミングとして、今ほどふさわしい時はないでしょう。皆、こんな風にファシズムが起こるんだよって」。

『Old Man Trump』は、ハーヴェイとモレロが共同で運営するレーベル、ファイアブランド・レコードより発売中である。両アーティストは、6月23日に環太平洋連携協定(TPP)にコンサート・ツアーでヘッドライナーを務める予定だ。モレロは8月19日から、自身の所属バンドであるレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーのティム・コマーフォードとブラッド・ウィルク、パブリック・エネミーのチャックD、サイプレス・ヒルのB-リアルが参加する新しいスーパーグループ、プロフェッツ・オブ・レイジでの長期ツアーをスタートさせる。

Translation by Shizuka De Luca

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