ジョン・メイヤー、デッド&カンパニーのツアーを語る:「まるで宙に放り出された気分さ」

ジョン・メイヤーとビル・クルーツマン。デッド&カンパニーのメンバーとして溶け込むための努力や、バンド初のサマーツアーに臨む興奮を語った (Photo by Jeff Kravitz/FilmMagic)


ーグレイトフル・デッドのオリジナルメンバーと共に彼らの曲を演奏すると聞いた時、とても意外な人選に思えましたし、他にも候補がいたのではないかと思うのですが。

それは僕自身がよくわかってる。でも皆に「おお!?」と思わせるのはクールなことだと思うよ。

グレイトフル・デッドのファンはとても保守的だと思いますが。

彼らは本当にガードが固いよね。最初からそれは感じているし、彼らに僕のことを理解してもらいたいと心から思っているんだ。ただ、一度彼らに受け入れられれば、今度は全力でサポートしてくれるようになるんだよ。

ー2015年のツアーで演奏しなかった曲で、今回のサマーツアーのセットリストに加えたい曲はありますか? 

『ダイアー・ウルフ(原題:Dire Wolf)』と『ハイ・タイム(原題:High Time)』(アルバム『ワーキングマンズ・デッド(原題:Workingman’s Dead/1970)』に収録)は絶対に外せないね。ボブから、アルバム『アメリカン・ビューティ(原題:American Beauty/1970)』に収録されている『ボックス・オブ・レイン(原題:Box of Rain)』の話が出た時に僕は、「(この曲の共作者でオリジナルのヴォーカルを担当した)フィルに連絡してアドバイスもらった方がいいかな?」と探りを入れてみたんだ。だけどボブは「そんな必要はない。フィルは(メイヤーの歌を)きっと気に入ってくれるさ」と言ってくれたんだ。ラッキーなことにこのロック色の強い曲は、僕の声域に合うだけでなく、僕の哲学にもしっくり来るんだ。

これらは僕が普段歌わないタイプの曲で、「ほこりをかぶったウィスキーボトル」とか「この国でまともに賭けられる最後のチャンス」とか、詐欺師やギャンブラー、二日酔いのトラック運転手なんかの物語を歌うのは楽しかったよ。新しい分野に挑戦しつつもできるだけ自分の中で消化して、バランスをとりながら自然に歌えるように努力したよ。

ーボブとあなたは、特に『ダーク・スター(原題:Dark Star)』などガルシアがヴォーカルを担当していた作品からどのように選曲したのでしょうか? 

『ダーク・スター』は今ボビーが歌っているよ。選曲には2つのルールがあって、元々ボビーがヴォーカルをとっていた曲はボビーがそのまま歌い、ジェリーのヴォーカル曲で僕の声域に合ったら基本的に僕が歌ってるんだ。でも何曲かはボビーの希望もあって2人で歌っているよ。

Translation by Smokva Tokyo

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