「生きなくちゃ」:過剰摂取状態のプリンスが遺した言葉

プリンスの愛弟子であるジュディス・ヒルが、イリノイ州モリーンの空港へ緊急着陸した際の顛末を明らかにした。 (Photo by Karrah Kobus/NPG Records via Getty Images)


プリンスが亡くなるまでの最期の2年間、ヒルは彼と共に過ごしたが、その間彼は決して苦しむ姿を見せなかったという。「彼は具合が悪くてもすぐに回復し、どこが痛いとか苦しいとか全く言わない人だった。だから今とてもショックを受けているの」と、ヒルは語った。

ヒルはモリーンで行われた治療の詳細は明かさなかったが、ヒルとジョンソンがベッド脇で夜通し付き添った際、プリンスはとても前向きに生きようと必死な様子だったという。

一夜明けて峠を越えたため、翌朝ヒルはロサンゼルスへと戻った。しかしプリンスの様子が気になっていたため、周りの人たちにくれぐれも注意するようにと言い残した。最終的にプリンスのそばにいた友人たちは、薬物依存の専門医であるハワード・コーンフェルド医師にプリンスの治療を依頼したが、それまでプリンスは地元医師による一連の検査を受けたりしていた。ヒルはこのことを聞いてまた心を打たれたという。「彼は生きようと努力していたのよ」

4月21日の朝、ヒルは友人たちからのメールでプリンスの死を知った。

モリーンの病院でプリンスはヒルに言った。「まだこうして生きていられるのは神のご加護さ。生きなくちゃ。遠くで君の声が聞こえた。"声のする方へいらっしゃい。自分の体へ戻るのよ、さあ!"ってね。自分の体に戻ってくるのは、これまでで一番大変だったよ」。

Translation by Smokva Tokyo

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