ドナルド・フェイゲン、偏執的右翼とスティーリー・ダンの未来について語る

スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンが、バンドの未来、偏執的な右翼、そしてナボコフが好きな理由について語った。(Photo by Santiago Felipe/Getty Images)


ー今、どんな本を読んでいますか?

モーパッサンの『われらの心』。とてもセクシーなんだ。ケイティー・ロイフの『The Violet Hour』。これはあまりセクシーじゃない。

ー昔のアルバムをその通りに演奏しようとすることはありますか?なければ、コンサートの世界では崩す方がトレンドなのでしょうか?

僕を検索しなよ。僕が気付いているトレンドの主流は、一般的に無作法なやり方が減少傾向にあるね。

ー生涯を通して好きな本は?

ナボコフの『ロリータ』。じゃなければ『アーダ』かな。

ー『ロリータ』が好きな理由について詳しく教えてください。

ここでは嫌だな。複雑すぎるんだ。今ここで言えるのは、ナボコフのリリシズムとユーモアの混ぜ方が好きだということだけだよ。それぞれ互いにオフセットしながら配置するんだ。彼は究極の"悲・喜劇役者(トラジコメディアン)"だね。

ー今までで一番の浪費は?

90年代に処方された薬に副作用があってね、壮大な気分を伴う軽い躁状態になるんだ。それで役に立たない機材を山のように買ったよ。

ー成功して一番良かったことは?

壮大な気分になる軽い躁状態。

ーアルバム『モーフ・ザ・キャット』の『メアリー・シャット・ザ・ガーデン・ドア』であなたは"暴力的なカルトが政府をコントロールする"と何が起きるかを書いています。ドナルド・トランプのことを予見していた?

彼というわけじゃない。でも英国の研究で証明されたところによると、そうした右翼の連中は脳の下部にある扁桃体が肥大していて、それが原因で偏執的で攻撃的になるらしいよ。願わくば、近い将来そうした症状の矯正手術ができるといいね(その近い将来に生きていたら、だけどね)。

Translation by Kise Imai

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