レッチリのフリーが語る、スノーボード事故とバンドの新たな方向性とは

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリーが、アニメーション動画でスノーボード中に負った腕の骨折について語った。(Photo by Rob Ball/WireImage)

アンソニー・キーディスが「最高のソウルメイト」である理由についても説明し、アトムス・フォー・ピースに関する最新情報も教えてくれた。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズが、ニュー・アルバム『ザ・ゲッタウェイ』(6月17日発売)で方向性を変える必要があると気づいたのがいつ頃だったのか、フリーは正確に思い出すことができないが、その時の気持ちははっきりと覚えている。「俺たちは今までと同じことをやり始めていると感じていた」と、ベーシストはローリングストーン誌に語る。「俺は前作のアルバム(2011年の『アイム・ウィズ・ユー』)の時もそう思ったんだけど、やり始める前から、自分たちがやろうとしていることや、それをどんな風にやろうとしているのか分かっていた」。

彼は大きな変革の時が来たのだと決意した。そして、1991年のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』以降、すべてのバンド作品のプロデュースを手がけてきたリック・ルービンが今回参加しないことになったのだ。ルービンの代わりに呼んだデンジャー・マウスことブライアン・バートンは、バンドに仕事のやり方を根本的に変えさせた。本誌はフリーにインタヴューを行い、バンドの創作活動の進化や、レコーディングが大幅に遅れた原因となった悲惨なスノーボード事故の件、さらに現在実施中のレッチリのツアーやアトムス・フォー・ピースの今後の予定について話を聞いた。

Translation by Shizuka De Luca

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